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石川遼 ピンマイク付けてのラウンド、大反響「うすし」「耐えですね~」「あちゃ~」で今季初の首位浮上

スポニチアネックス / 2024年6月22日 4時17分

10番でティーショットの行方を追う石川遼の胸にはピンマイク

 ◇男子ゴルフ プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品第1日(2024年6月21日 栃木県・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 3打差6位から出た石川遼(32=CASIO)が1イーグル、6バーディー、ボギーなしで大会自己ベストに並ぶ64をマークし、通算14アンダーで単独首位に立った。初日に続きインターネットテレビ「ABEMA」の中継用にマイクをつけてラウンドし、プレーでも存在感を発揮。22年三井住友VISA太平洋マスターズ以来、2年ぶりのツアー通算19勝目を狙う。1打差の2位には金子駆大(こうた、21=フリー)が続いた。

 プレーで魅せ、声も聞かせた。前半13番パー4、石川が放った第2打が傾斜とスピンで戻ってカップに吸い込まれてイーグルとなると「キャ~!」とギャラリーからの歓声が飛ぶ。後半はテレビ中継用マイクをつけてラウンドし、普段は聞けない臨場感を届けた。64のチャージで今季初のトップに浮上。「ゲーム運びをうまくやれている」と、大会実行委員長が大車輪の活躍だ。

 ツアー唯一の選手会主催の大会で、初の大役を務める。4月には全体会議にも出席。中継に向けたピンマイク装着も、自らの発案によるツアー初の試みだった。当たりが薄いという意味の「うすし」や「耐えですね~」「最悪。あちゃ~」といったつぶやき。風の読みや打つ距離の細かい計算などキャディーとの会話にSNS上では「面白すぎた!」と大反響。マイクをつけることは自身にも「良い刺激になっている」と言い、「これでゴルフ観戦が面白いと思ってもらえたら」と願う。

 石川にとってプロツアーは「競技でありエンターテインメントでもある」が持論。エンターテインメント性に挑戦したマイク装着は予選で一区切り。決勝は「競技性」を追求していく。首位で迎える週末は17度目。ショットの感触はまだしっくりきておらず、「感触とスコアは直結しない」と語る。目下の課題は切り返し時のシャフトの角度という。「少しでも良い状態にして迎えられたら」。練習場で球を打ち込み、2年ぶり勝利を目指す勝負の36ホールに備えた。

 

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