広島・小園 5戦ぶり4番でリーグ最多タイ8度目猛打賞 セ最多72安打でトップタイ浮上
スポニチアネックス / 2024年6月22日 5時47分
◇セ・リーグ 広島0-1中日(2024年6月21日 バンテリンD)
広島・小園海斗内野手(24)が交流戦明けのリーグ戦再開だった21日の中日戦で3安打し、ヤクルト・サンタナ、中日・細川と並ぶ72安打でリーグ最多に浮上した。特に難敵の高橋宏からは速球を捉えて2安打。猛打賞もヤクルト・長岡と並んで同最多の8度を数えた。両リーグ最多で、早くも昨季に並ぶ12度目の零敗。中日に対して開幕から8試合で6度目の無得点に終わった苦戦にあって存在感を示した。
小園が12日の西武戦以来、5試合ぶりの4番起用に奮起した。
「(高橋宏は)いい投手で、そう簡単に打てないが、しっかり割り切って打てた。また試合は続くので、そういうところを大事にやっていきたい」
2回先頭では1ボールから2球目の150キロを右前打。速球対応をイメージして打席に向かい、理想の打撃で後ろにつないだ。4回無死一塁では3球で追い込まれてからファウルで粘った。フルカウントまで持ち込み、最後は9球目の内角低めを見送って判定はストライク。スタートを切っていた一塁走者・野間も刺された。「早い回でもう一つチャンスをつくれたらよかった」と併殺を反省しても引きずらない。
7回は同じ無死一塁。1ボールからのランエンドヒットに応えて149キロを左前へ打ち返した。前回4月28日の対戦では3打数無安打だった高橋宏に雪辱。9回1死では抑えのマルティネスに一塁内野安打で食らいつき、3本を積み上げた72安打はヤクルト・サンタナ、中日・細川と並んでリーグ最多に躍り出た。
「ずっと出させてもらっているし、ずっと(試合に)出たいなと思っている。そういうところ(安打数)でも一番を狙っていきたい。ずっと出て、何かしら、そういうの(個人記録)に絡んでいけるようにしたい」
チームでは開幕から唯一の全試合出場。8回には三塁から遊撃へ移るなど、守備位置や打順が変わっても、好不調の波は小さい。「自分の欲を出さずに。長打はないけど、捉えていく、つないでいくという気持ちでやっている」。5月31日以来の打率3割にも復帰。今季は「投高打低」が著しく、21日時点でリーグに2人しかいない「大台」が光る。4球団が競合した18年ドラフト1位。6年目を迎え、初タイトルの夢も膨らむリーグ戦の再スタートを切った。(長谷川 凡記)
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