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今江楽天、満弾返しに5点差逆転もまさかドロー 9回2死則本悪送球に指揮官「何が起きるか分からない」

スポニチアネックス / 2024年6月22日 5時32分

<日・楽>9回、勝ち越し三塁打を放つ辰己(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 楽天9―9日本ハム(2024年6月21日 エスコンF)

 勝てなかったが、負けなかった。楽天は延長12回の総力戦を戦い抜き、今季2度目のドロー。ベンチ前で笑顔で選手たちを出迎えた今江監督は「5点差を1イニングで追い付いて。何が起きるか分からないような」と敵将の新庄監督と同じ言葉で試合を総括した。

 3―2の7回に2番手・宋家豪(ソン・チャーホウ)がレイエスに満塁弾を浴びるなど一挙6失点。5点を追う展開となったが、直後の8回にフランコがザバラの160キロ剛球を打ち砕く“満塁弾返し”などで一気に同点とした。9回は辰己の中越え三塁打で勝ち越し。交流戦Vの勢いを持続して勝利…、のはずが、まさかの落とし穴が待っていた。

 守護神・則本が簡単に2死を取り、清宮の平凡なゴロを捕球も一塁へ悪送球。2死二塁から続く水谷に同点三塁打を浴びた。「何が起きるか分からない」と指揮官の言葉が表れた場面。それでもナインは気を引き締め直して最後まで戦い、指揮官も「引き分けで本当に粘った」と称えた。(伊藤 幸男)

 ≪5年ぶりパ9-9≫日本ハム―楽天戦は9―9で引き分け。パの両軍9得点以上での引き分けは19年4月23日のロッテ―西武戦(9―9)以来。日本ハムは11年8月18日ロッテ戦(9―9)以来13年ぶりだ。楽天は過去3度あった8―8を上回るチーム最多得点での引き分けとなった。

 ≪外国人同士では初≫日本ハム―楽天戦では7回にレイエス(日)、8回にフランコ(楽)が満塁弾。同一試合で両軍が満塁本塁打の応酬は、昨年7月4日の楽天―オリックス戦で初回に頓宮(オ)、4回に浅村(楽)が打って以来プロ野球17度目(パ7度目)。外国人同士の応酬が初なら、初の満塁弾同士も今回が初めてだ。

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