渡部建 キー局復帰は…関係者「起用したいテレビマン一定数いるが、スポンサーが難色」

「アンジャッシュ」の渡部建

　お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建（51）が21日、TOKYO　MX「5時に夢中！」に生出演した。2020年6月に不倫問題が報じられ芸能活動を休止。22年2月に活動再開して以降、初の地上波生番組への出演となった。

　ゲストコメンテーターとして番組冒頭から登場。突然立ち上がり「どうしていいか分からなくて」と初々しくあいさつ。約4年ぶりの地上波生放送については「長かったような短かったような。ふわふわしている」と口にした。頬がこけた印象もあり、本人も「よく老けたと言われます」と話した。

　TOKYO　MX本社（東京都千代田区）から生放送され、社外には数人の記者が集まった。進行の垣花正（52）から放送後に取材対応するのか聞かれ、「記者会見は二度とやりたくない」とキッパリ。不倫が報じられて約半年後に記者会見を開いたが、グダグダになった思い出はまだ忘れられないようで、放送後の取材対応はしなかった。

　番組では、渡部が不倫の場に多目的トイレを利用していたことをイジるような場面も。垣花から「公共のトイレには行きにくい？」と聞かれると「行きにくくなりましたね」と気まずそうな表情。中尾ミエ（78）から妻の佐々木希（36）とのCM共演を勧められると「妻側の事務所に要相談」と笑いを誘った。

　22年2月に活動再開した渡部は、千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」に出演。配信番組などの仕事をこなし、昨年12月放送のフジテレビ「全力！脱力タイムズ」で全国放送の地上波番組にも復帰。ただ、同番組では覆面姿で顔を見せることはなかった。

　今回、東京だけの放送とはいえ地上波番組への顔出し出演を果たし、次に目指すのはキー局番組への“完全復帰”。テレビ関係者は「起用したがるテレビマンは一定数いるが、視聴者から反発の声があるのも事実。スポンサーが難色を示す可能性は高い。キー局への“完全復帰”はまだハードルが高い」とも指摘した。

　最後に「今回が（キー局復帰への）きっかけになれば」「何かあればよろしくお願いします」と体を前のめりにした渡部。今後の活動に注目が集まる。