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伊藤新叡王の師匠・宮田八段 一門初のタイトルに「国宝級の盤」贈呈へ

スポニチアネックス / 2024年6月22日 5時7分

伊藤匠叡王に贈呈予定の盤の天蓋を持つ、伊藤の師匠・宮田利男八段 

 将棋の第9期叡王戦で藤井聡太王将(21)=7冠=を下した伊藤匠新叡王(21)が最終第5局の激闘から一夜明けた21日、会場の山梨県甲府市・常磐ホテルで会見した。

 師匠の宮田利男八段(71)は「えらい騒ぎだ」とうれしい悲鳴を上げた。お祝いメッセージは100通を超え、テレビの情報番組にも初めて生出演した。

 宮田一門初のタイトル保持者に、祝いの品を用意した。宮田の大師匠にあたる故金易二郎(こん・やすじろう)名誉九段が愛用した盤と、ちょうど100年前の1924年に揮毫した天蓋(てんがい=盤を収納する際にかぶせるフタ)だ。金さんは77年に始まった棋士番号制度で「1番」となり、今もその名を刻む。伊藤とは10月10日生まれと同じ誕生日。「何か縁があるし、こんなめでたいことはない。これを機に、国宝級の盤を贈ります」と語った。

 金さんから「いっぱい負けていい。それで覚えるから」と教わった宮田。「あいつ(伊藤)は藤井さんにいっぱい負けた。だから強くなって成長できたと思う」と話す。ついに激戦を制し、タイトル一つをもぎ取った愛弟子。「でもあいつは、一つ獲っただけで喜ぶバカじゃないから。これからも好きにやってほしいね」。これからも温かく見守り続ける。 (小田切 葉月)

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