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カブス・今永昇太 メッツ戦でいきなり3本塁打被弾 初回3ラン、2回ソロ&2ラン 1試合3発は初

スポニチアネックス / 2024年6月22日 3時59分

メッツ戦に先発したカブス・今永昇太

 ◇ナ・リーグ  カブス-メッツ(2024年6月21日 シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地シカゴでのメッツ戦に先発登板したが、いきなり序盤につかまった。

 立ち上がりから制球に苦しんだ今永は初回、先頭のリンドアに左翼線二塁打を許し、続くニモは四球で無死一、二塁のピンチを背負った。続く3番・マルティネスにはカウント2―1から2マイル(約148キロ)の速球をバックスクリーン左に運ばれた。「MIKE IMANAGA 2」(マイク今永2世)に“改名”してこの日が2試合目の登板だったが、まさかの立ち上がりとなった。ただ、一発を浴びた後は後続を3人で仕留めてみせた。

 だが、本来の調子を取り戻せない。2回には先頭のアルバレスにカウント0―1から同じくバックスクリーン左にソロ本塁打を浴びた。さらに2死一塁から2番・ニモにも左中間へ2ランを運ばれた。今永が1試合3本塁打を浴びるのはメジャー初だった。

 今季7勝目を挙げた15日(同16日)のカージナルス戦でコンビを組んだヤン・ゴームズ捕手(36)が19日(同20日)に戦力外となったばかり。これまでに5試合でコンビを組み3勝1敗だったが、今永は「日本の文化を理解しようとしてくれた選手。僕に、より大きな自信を与えてくれた」と少なからずショックを受けていた。

 そんな中、20日(同21日)には大リーグ公式サイトが最新の先発投手のパワーランキングを発表。前回のランキングでは1位から9位に急降下した今永が5位とトップ5に返り咲いた。この日の試合までの今永のシーズン成績は76イニングを投げて7勝1敗、防御率1・89、78奪三振。その防御率も、ブレーブスのレイナルド・ロペス(1・57)、フィリーズの左腕ランヘル・スアレス(1・75)に次いで全体3位となっていた。

 

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