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【欧州選手権】オランダのクーマン監督はオフサイド判定に不満 「GKを妨害していない」

スポニチアネックス / 2024年6月22日 11時36分

試合中に大きな声を出すオランダのクーマン監督(AP)

 ◇欧州選手権1次リーグD組第2戦 オランダ0―0フランス(2024年6月21日 ドイツ・ライプチヒ)

 フランスと引き分けたオランダのクーマン監督が判定に不満をぶつけた。後半24分にMFシモンズ(ライプチヒ)がシュートの跳ね返りを直接右足でゴールに叩き込んだが、判定はオフサイド。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でも相手GKメニャン(ACミラン)の脇にいたオランダのDFドゥムフリス(インテル・ミラノ)がプレーに関与したとの判定が変わることなく、ゴールは認められなかった。

 クーマン監督は「ドゥムフリスがオフサイドなのは事実だが、GKを妨害していない」と主張。「(VARでの)確認に5分も必要なほど難しいか?理解できないね」と訴えた。一方のフランス・デシャン監督は「映像を見たけど、頭を悩ませることはないだろう」と指摘。ドゥムフリスはGKがシュートに反応しようとした方向に立っていただけに判定の正当性は明白と語った。

 試合は今大会初の0―0の引き分けに終わり、両チームは2試合を終えて勝ち点4。直接対決の結果でも並び、得失点差+1も変わらないが、総得点2のオランダが1のフランスをわずかに上回っている。

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