1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

尾上右近、尾上眞秀 連獅子で共演 「絶対に眞秀君に出てもらいたい」熱烈オファーで実現

スポニチアネックス / 2024年6月22日 13時52分

<尾上右近自主公演「研の會」取材会>勢いのあるポーズを取る尾上右近(右)と尾上眞秀

 歌舞伎俳優の尾上右近(32)と尾上眞秀(11)が22日、都内で出演する自主公演「研の會」の取材会に出席した。

 今年で8回目となる右近の自主公演。これまでさまざまな大役をこなしてきた。今年は「摂州合邦辻」と「連獅子」を上演する。眞秀とは「連獅子」で共演。「連獅子はいつか自主公演でやりたいと思っていた。そこには絶対に眞秀君に出てもらいたいという気持ちがありました。10回目を迎える時に声をかけると身長が超されている可能性があるかなと思って、今回にしました」と今年のオファーに至った経緯を説明した。

 会見中には右近が記者に扮し、眞秀を質問攻めにした。「尾上眞秀を名乗って1年経ってどうですか?」「毛振りはどんな感じですか?」など立て続けに質問を投げかけた。

 そんな音羽屋の先輩からの質問に眞秀は「安定してきた」「少しずつ毛の重さになれてきました」と堂々とした受け答えを見せた。

 ともに歌舞伎俳優を父に持たないという共通点が2人にはある。右近は「連獅子は親子の物語で気持ちが寂しくなったり悔しくなる物語だから、眞秀が連獅子をあまり見ないという話を聞いた時に、僕も凄くその気持ちが分かったんです」と心中を吐露。「その気持ちに深く共感できる役者は俺しかいないと思いました。自分にしか分からない感情というのは自分の武器になるので、今回しのぶ(寺島)さんに相談させていただきました」と初役の仔獅子に起用した意図を力説した。

 その上で「親が歌舞伎役者じゃない者同士の連獅子はなかなかないと思います。これまでやった4回の仔獅子で経験したものを親獅子に回って伝えていきたい」と意気込んだ。

 ▼連獅子 河竹黙阿弥作。獅子が子供を谷底へ突き落とす伝承をモチーフにした演目。終盤に親子獅子が長い髪を振り回す「毛振り」が見どころとなっている。配役が実の親子になることも多く、親子襲名披露公演でも演じられることも多い。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください