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小笠原道大氏 日本ハム新庄監督は現役時代から「ファン優先」“二刀流”は「大変だったんじゃないかな」

スポニチアネックス / 2024年6月22日 16時5分

小笠原道大

 現役時代に日本ハム、巨人などで活躍した小笠原道大氏(50)が22日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演。現役時代を振り返り、当時チームメートだった日本ハムの新庄剛志監督について語った。

 小笠原氏は1996年ドラフト会議で3位指名され日本ハムに入団。「ガッツ」の愛称でファンに愛され、19年にわたって日本野球界を盛り上げ続けた。

 野球を始めたのは「ドラフトのスカウトが来るぐらい」の実力だったという父の影響。父の死後、プロ入りを諦めた父の思いを知り、今では「夢を託されたような感じ」と感慨深く語った。

 代打の切り札から“史上最強の2番打者”と言われ、最多安打を獲得。日本ハム入団時の上田利治監督には育ててもらって「感謝しかない」と、現役選手時代を振り返った。

 日本ハムでは、北海道への本拠地移転から日本一も経験。2004年、東京からの本拠移転は「新聞で知った」と驚がくの事実を明かした。「球団からではなく少し早めに(新聞が)出してしまった。その後に球団から“次の年から移転します”と説明があった」という。

 「凄く悩みました」。結婚して家庭がある小笠原氏にとって、拠点を移すことは大きな決断。野球と家庭の両立。まだ幼かった子供が生活に慣れるためにも単身赴任を選択した。妻が足しげく北海道に通ってくれたため「苦労は少なかった」と家族の支えが小笠原氏の原動力に。

 前本拠地の東京ドームより札幌ドームは広く、移転直後は観客もまばらで「寒々しく」感じていたという。慣れない環境と独特な雰囲気に最初は不安も感じていたが、“住めば都”。「3年間北海道生活を満喫した」と笑った。

 日本ハムは2023年から、本拠地球場を北広島市のエスコンフィールドに変更。小笠原氏はマスコミの発表前に「“球場を考えている”という話は耳にしていた」といい、「自分たちの力で球場を造ってしまうので、日本ハムの行動力は凄いなと思う」と感激の様子。

 現在、日本ハムを率いる新庄監督とも現役時代にチームメートとしてプレー。新庄監督は現役時代から「ファン優先」だったという。「いかにファンの方に楽しんでもらうかを考えながらやっていた。でも、それを表に出さない。パフォーマンスは(新庄監督に)任せて、野球に集中させてもらっていた」と感謝した。

 プレーヤーとパフォーマーの“二刀流”を成し遂げた新庄監督を「大変だったんじゃないかな」と称えた小笠原氏。かつての仲間の今後の“ショータイム”にも注目する。

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