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小笠原道大氏 日本ハムから巨人に移籍し感じた大きな違いは? かつては同じ東京ドームが本拠も…

スポニチアネックス / 2024年6月22日 17時1分

小笠原道大

 日本ハム、巨人などでプレーした小笠原道大氏(50)が22日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演。現役時代を振り返った。

 小笠原氏は1996年ドラフト会議で3位指名され日本ハムに入団。「ガッツ」の愛称でファンに愛され、19年にわたって日本野球界を盛り上げた。

 2007年、日本ハムから巨人へと移籍した小笠原氏。両チームを経験したからこそ感じた違いは「ロッカー」だという。2004年に日本ハムが北海道に本拠地移転するまで、日本ハムと巨人は同時期に東京ドームを本拠として使用していた。「巨人の選手の専用ロッカーは広いが、ファイターズは多目的ロッカーみたいな感じ。他の行事があるときはロッカーを空けなくちゃいけない。試合前に早く来て整える」必要があったと説明。

 巨人ファンとして知られるお笑いコンビ「ナイツ」塙宣之から、移籍後に専用ロッカーを使った時の感想を尋ねられ「悠々自適だった」と小笠原氏。塙らは「二つのチームが同じ球場を使うとは考えられない」と驚いていた。

 移籍後は、チームへの注目度の高さから「知名度は大幅に上がった」と実感したという。当時の指揮官、原辰徳監督には「緻密に計画しながら、選手に凄いリスペクト。選手が練習をやりやすい雰囲気を作ってくれていた」と感謝した。

 

 首位打者、ベストナイン、最優秀選手賞(MVP)などを獲得し、攻守で活躍。好成績を残した小笠原氏が憧れていたのは、元広島の前田智徳氏。「考え方、感覚から次元が違う」と称えた。特に「常に自分が上に立つ」という前田氏の気持ちを感じた小笠原氏は「感化された」という。

 小笠原氏が現役時代に対戦していたのは、松坂大輔氏、斉藤和巳氏といった日本球界屈指の好投手。打席に立つ面白さもあったが、それを越える「隙を見せたらやられてしまう」というプレッシャー。「逆に疲れます。いつも以上に疲れます」と笑いながら振り返った。

 結果を残さなければいけないのがプロの世界の厳しさ。「若い頃は技術を磨かなきゃいけないから練習。それには体力が必要だから練習。レギュラーになったら結果残さなきゃ、上にいかないと相手も研究してくるから練習。歳をとると体力も低下してくるから、維持するために練習。体がさび付かないように。いついっても良いような準備をしなきゃいけないから練習する」と、どんな時でもバットを振り続けた。

 19年間の活躍の陰には“ユニホームを脱ぐまでは練習”の強い信念があった。

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