【大学野球】東日本国際大の鉄腕・藤井優矢は2回完全投球でアピール 追加招集から代表入り狙う

＜大学日本代表合宿＞7回、登板した東日本国際大・藤井（撮影・大城　有生希）

　7月6日からチェコで行われる「プラハベースボールウィーク」と、7月12日からオランダで開かれる「ハーレムベースボールウィーク」に出場する侍ジャパン大学代表候補合宿が22日、神奈川県平塚市で始まった。

　紅白戦の第2試合では東日本国際大の鉄腕・藤井優矢投手（4年＝角館）が、2回を無安打無失点に抑える完全投球で代表入りへアピールした。

　藤井はベスト4入りした全日本大学野球選手権で自身初の3連投を含む全4試合に登板。大会では防御率0・78で最優秀投手賞を受賞し、大学日本代表候補には追加で招集された。

　合宿前には「がむしゃらにやるしかない。まだ疲れはありますが大丈夫。壊れないタフな体もアピールしたい」と意気込んでいた最速150キロ右腕。まずは最高のスタートをきってみせた。

　◇藤井　優矢（ふじい・ゆうや）2002年（平14）9月12日生まれ、秋田県出身の21歳。小学3年時、神代若鮎野球スポーツ少年団で競技を始めた。角館高2年夏の秋田大会ベスト4。1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。