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元学生横綱の幕下・草野が照ノ富士の胸を借り「重くてキツかった」デビュー2場所目へ充実の日々

スポニチアネックス / 2024年6月22日 18時31分

照ノ富士(右)の胸を借りて稽古する草野(撮影・前川 晋作)

 大相撲の幕下・草野(22=伊勢ケ浜部屋)が22日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けての稽古を行った。

 まずは申し合いに参加し、いきなり11番連続で取るなど計28番。幕内・熱海富士(21)や幕下・天照鵬(21)らレベルの高いメンバーで内容の濃い稽古を繰り広げた後、横綱・照ノ富士(32)の胸を借りた。

 仕切り線の位置から横綱が胸を出す「あんま」で連続8本。重い腰で残す相手を力いっぱい押した。ハズ押しから差して休まず攻めきる場面もあったが、残されると四つに組み合って力強い寄りや投げで力の違いを示された。

 草野は昨年の学生横綱で、幕下付け出しデビューの夏場所では6勝1敗の好成績。先場所優勝の大の里(24=二所ノ関部屋)や日大の2年先輩で兄弟子の尊富士(25)らに続く学生相撲出身の逸材として注目を集めている。横綱の胸を借りるのは、夏場所前以来でこの日が2度目。「重くてキツかったです」と最後は行きも絶え絶えになっていた。照ノ富士、宮城野親方(元横綱・白鵬)、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)と3人の横綱から指導を受けられる充実した稽古環境。「うれしいですね。全力で行かせてもらえるのでありがたいです」と感謝していた。

 6月中は平日は相撲教習所に通い、土曜日は部屋の稽古に参加。「教習所は基礎が長くて相撲も取っている。こっちはピリついて雰囲気もあるので、どちらもキツいですね」。幕下中位で臨むデビュー2場所目へ、日々充実の稽古を積んでいる。

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