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尊富士「痛みは感じる」「でも生きてる分には大丈夫」右足首負傷から3カ月…名古屋場所での復帰へ意欲

スポニチアネックス / 2024年6月22日 19時36分

右足首にサポーターを施して稽古に参加した尊富士(撮影・前川 晋作)

 大相撲の幕内・尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が22日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古を行った。

 春場所で110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げるも、右足首靱帯損傷の影響で夏場所は全休。負傷してから3カ月経つが、まだ実戦稽古は再開できておらず、この日は上半身や体幹のトレーニングと鉄砲などの基礎運動を中心に汗を流した。

 立ち合いの当たりを確かめる一丁押しは入念に約15本。最後は序二段・鈴ノ富士(19)を相手にぶつかり稽古のように連続で10本当たり、鋭い立ち合いを披露した。「痛みは簡単に取れるものではないので、(稽古が)終わったら痛みは感じます。でも生きてる分には大丈夫です」。万全とまではいかないものの、独特の言い回しで無事を強調した。

 十両転落の可能性が高い名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)までまだ3週間以上ある。「特に考えることでもない。お客さんの前でしっかり良い相撲を取りたい思いなので」と焦らずしっかり治す方針を示した上で「これから(名古屋)場所に合わせていければ」と出場への意欲を見せた。

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