【バレー男子】日本が2セット連続で落とす 東京五輪金・フランスの高いブロックに苦しむ

石川祐希

　◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 　日本―フランス（2024年6月22日　フィリピン・マニラ）

　バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位で21年東京五輪金メダルのフランスと対戦。相手に2セットを連取された。

　第1セット序盤は競り合う展開が続いたが、5―6から相手に3連続ポイントを奪われると、その後はさらにリードを広げられる展開。主将の石川が強烈なスパイクを決めるたびに雄叫びを上げてチームを鼓舞したものの、フランスの高いブロックに阻まれて狙い通りに得点を重ねることができず、17―25でこのセットを落とした。

　第2セットは相手エースのパトリを中心とした攻撃に苦戦。日本も石川がバックアタック、中央からの速攻で存在感を示し終盤まで競り合う展開に持ち込んだが、19―25でこのセットも落とした。

　日本は21日に世界ランキング13位のオランダをストレートで下し、3年連続の決勝ラウンド進出を決めた。