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巨人 好投のグリフィン見殺しで借金生活突入 12度目零敗 本拠でのヤクルト戦は今季5戦全敗

スポニチアネックス / 2024年6月22日 21時3分

<巨・ヤ>8回、サンタナの2ランをベンチから見つめる阿部監督(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇セ・リーグ 巨人0―3ヤクルト(2024年6月22日 東京D)

 巨人はヤクルトとの投手戦に敗れて借金生活に突入。交流戦明け最初のカードで連敗を喫して2カードぶりの負け越しが決まった。本拠・東京ドームでのヤクルト戦はこれで今季5戦全敗となっている。

 グリフィン、サイスニードと両先発投手が好投。だが、0―0のまま迎えた8回だった。

 この回から登板した2番手左腕・高梨が西川、丸山和を打ち取って2死走者なし。だが、長岡にあと少しで本塁打という右翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、村上に遊撃への適時内野安打を許し、ついに1点先制された。

 巨人の遊撃・門脇も中前に抜けそうな打球を好捕して一塁へジャンピングスローしたが、村上が気迫のヘッドスライディングで内野安打に。高梨がここで降板すると、3番手右腕・ケラーが最初に打席へ迎えたサンタナに2球目の真ん中カーブをバックスクリーン左へ叩き込まれた。

 サンタナの11号2ランで0―3。だが、サイスニードに6回まで5安打8三振で無得点に封じられた打線は、その後も沈黙。今季14度目の無得点試合で、広島と並んで両リーグワーストタイの今季12度目となる零敗を喫した。

 先発左腕・グリフィンは7回で9三振を奪い、4安打無失点と好投も3勝目ならず。高梨は2/3回2安打2失点でプロ通算10敗目となる今季初黒星(1勝)を喫している。

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