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東京Vが名古屋に快勝 山田楓も復帰 「これぐらいできたら一歩成長と捉えたい」

スポニチアネックス / 2024年6月22日 22時9分

東京V・翁長聖

 ◇明治安田J1リーグ第19節第1日 東京V1-0名古屋(2024年6月22日 味の素ススタジアム)

 東京VがMF翁長聖(29)のゴールで名古屋に勝って10位で前半戦を折り返した。

 後半7分に右サイドでFW木村勇大(23)が倒されたがイングランド主審がアドバンテージを取り、ボールを拾った翁長がドリブルしてGKと1対1になり、ループシュートを決めた。翁長は「ファウルだと思ったが、審判は流すと認知していた。最初は中にあげようと思ったが、DFが全員中にいてGKと1対1だなと思った。シュートの時、GKが出てきたのでいけるかなと思った」。

 城福浩監督(63)も「前節アウェーで完敗してもう一度目指すものをしっかり確認した。名古屋対策というより立ち返るところを共有したのが前半プラスになった。前半できれば点取りたかったが、名古屋という大きなクラブに臆することなく我々のサッカーできた」と振りかえる。

 U-23アジアカップから帰国後コンディションを崩して戦列を離れていたMF山田楓喜(22)も後半7分から約1カ月ぶりにJ1に出場。後半終了間際に頭にボールが当たって途中交代したが、まずまずのプレーを見せた。山田楓も「見えないところからのブロックでふらっとしたが、1枠余っていたので大事取って交代した。たぶん大丈夫。これぐらいできたら一歩成長と捉えたい。前向きの一歩、100%とは言えないがやれた。スタートも頭の状態が良ければ自信はあります」と、手応えを口にした。

 

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