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【バレー男子】日本0-2から大逆転!東京五輪金の仏をフルセット撃破 石川両チーム最多33得点に熱狂

スポニチアネックス / 2024年6月22日 22時9分

石川祐希

 ◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 日本3―2フランス(2024年6月22日 フィリピン・マニラ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位で21年東京五輪金メダルのフランスと対戦。主将・石川祐希が両チーム最多の33得点を挙げるなど奮闘。フルセットにもつれ込む死闘を制し、セットカウント3―2(17―25、19―25、25―16、25―23、15―10)で逆転勝利した。

 第1セット序盤は競り合う展開が続いたが、5―6から相手に3連続ポイントを奪われると、その後はさらにリードを広げられる展開。主将の石川が強烈なスパイクを決めるたびに雄叫びを上げてチームを鼓舞したものの、フランスの高いブロックに阻まれて狙い通りに得点を重ねることができず、17―25でこのセットを落とした。

 第2セットは相手エースのパトリを中心とした攻撃に苦戦。日本も石川がバックアタックや中央からの速攻で存在感を示し、終盤まで競り合う展開に持ち込んだが、19―25で2セット連続で落とした。

 第3セットは序盤から石川が躍動。強烈なスパイクを叩き込むなど、5連続ポイントを挙げてリードを広げていく。9―4からは高橋健、大塚が連続でブロックポイントを重ね相手に流れを渡さなかった。山内のサービスエースでセットポイントを握り、最後は石川がバックアタックを決めて16―25でこのセットをもぎ取った。

 第4セットは終盤までシーソーゲームが続いたが、24―23でセットポイントを握ると、最後はフランスのバックアタックがアウトとなった。

 最終セットは石川、宮浦がサービスエースを決めるなど、鋭いサーブでフランスを崩していく。その後は相手のサーブがアウトとなり14―9でマッチポイントを握ると、最後は石川がクロスに打ち込み試合を決めた。

 ▼石川祐希 (勝利は)冷静に受け止めている。ここが終わりじゃない。相手も五輪で戦う可能性がある。途中、西田選手がいなかったり、高橋(藍)選手がいなかったが、いるメンバーでやるべきことをやれた。フランスほぼフルメンバーの中で、今大会は強豪チーム戦うことはなかったので、自分たちのパフォーマンスがどれくらい通用するか見たかった。力はついていて戦えることは分かった。もったいないミスが多かったのでそこは修正していかないといけない。フランスもこちらもフルメンバーでフルセットでしっかりと勝ちきる経験ができたのはよかった。この後、ファイナルや五輪では今日以上のパフォーマンスを他のチームも出してくる。そこに立ち向かう意味ではいい勉強になった。

  ▼宮浦健人 難しい試合は五輪でもあるので、勝てたことが本当にうれしいです。(チーム2位の19得点)自分としては思い切りやってチームに流れをもたらすことを意識した。今大会調子のいい西田選手のパフォーマンスがあまりよくなくて代わって出る可能性あるかもと思い、100パーセントのパフォーマンスが出せるように準備した。攻める気持ちを明日に向けて高めて行きたい。

 ▼関田誠大 2セット目の間に石川選手が乗ってきていたので使ってみようとしてそれがうまくハマった。石川選手、宮浦選手が活躍してくれ、こういう結果になった。僕らの強みはディフェンス。そこで拾わないとこういう結果にはならない。フランスとは五輪で当たるかもしれない。そういう意味では非常にいい戦いだった。

 

 

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