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【バレー男子】圧巻!エース石川祐希が両チーム最多の33得点 「やるべきことをやれた」成長実感

スポニチアネックス / 2024年6月22日 22時36分

石川祐希

 ◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 日本―フランス(2024年6月22日 フィリピン・マニラ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位で21年東京五輪金メダルのフランスと対戦。フルセットにもつれ込む死闘を制し、セットカウント3―2(17―25、19―25、25―16、25―23、15―10)で逆転勝利した。

 エース石川祐希(28=ペルージャ)が両チーム最多の33得点をマーク。劇的な逆転勝利の立役者となったが、「冷静に受け止めている。ここが終わりじゃない」と派手に喜ぶことはしなかった。

 強烈なアタックだけでなく、ブロックやサーブでも存在感を示した。「西田選手や高橋(藍)選手がいなかったが、いるメンバーでやるべきことをやれた」と振り返り、「フランスはほぼフルメンバー。今大会は強豪チーム戦うことはなかったので、自分たちのパフォーマンスがどれくらい通用するか見たかった。力はついていて、戦えることは分かった」とチームの成長について語った。

 「この後、ファイナル(決勝ラウンド)や五輪では今日以上のパフォーマンスを他のチームも出してくる。そこに立ち向かう意味ではいい勉強になった」。東京五輪王者に競り勝った経験を自信に変え、今大会決勝ラウンド、その先のパリ五輪へと前進していく。

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