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鹿島FW鈴木優磨「特別なゲーム」で2得点 交代後の痛恨失点に「自分に一番イラついている」

スポニチアネックス / 2024年6月23日 0時8分

<浦和・鹿島>前半、2点目となるゴールを決め、手を挙げて喜ぶ鹿島・鈴木(撮影・松永 柊斗)

 ◇明治安田J1リーグ第19節 鹿島2―2浦和(2024年6月22日 埼玉スタジアム)

 鹿島のFW鈴木優磨(28)が22日の浦和戦で2得点を決め、2年連続3度目の2桁得点を達成した。前半3分にMF師岡柊生のシュートのこぼれ球に反応。ゴール左の角度のない位置から、左足でゴールを射抜いた。43分はペナルティーエリア内でDF安西幸輝のパスに右足で合わせて追加点。相手DF2人の股を抜く技ありゴールだった。

 前半戦のラストに大台に乗せ、14ゴールで国内キャリアハイだった昨年を上回るペース。「あまり考えていなかった」と得点数には関心を示さないが、16年以来8年ぶりに埼スタで奪ったゴールに喜びを口にした。「個人的には浦和戦は特別なゲームだと思っている。僕は凄く悔しい思いをしているし、このスタジアムで点を取るのはどのスタジアムで点を取るよりもうれしいもの。浦和に対するリスペクトもある」と言葉に力を込めた。

 右足をつった影響で、1点リードの後半43分に途中交代。その4分後に直接FKから同点に追い付かれ、ベンチでぼう然と見つめるしかなかった。「自分に一番イラついている。僕が最後までピッチに立つべきだと思うし、僕が足をつらないで90分走ることが大事」と強い責任感をにじませた。

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