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西武 5連敗、32回連続無得点、3戦連続零敗に終止符 岸が流れを変える4番初本塁打

スポニチアネックス / 2024年6月23日 5時32分

<オ・西>3回、左三点本塁打を放った岸(撮影・岸 良祐)

 ◇パ・リーグ 西武4―2オリックス(2024年6月22日 京セラD)

 明徳義塾(高知)の恩師・馬淵史郎監督から学んだ「耐えて勝つ」は、今でも胸に刻まれている。西武の新4番・岸は、厳しい状況からチームを救う一発を放った。

 1―0の3回1死一、二塁。斎藤の146キロを振り抜いた打球は、左翼ポール際の5階席に飛び込む特大5号3ラン。「飛距離的には飛んでいたので、もう切れるなと。入って良かったです」と願いが通じた。前日プロ5年目で初の4番に入り、2試合目で初めての4番弾。7回はバットを短く持ち直して2安打目となる中前打を放ち「打順は一切、関係ない。でも自分のやれることをしっかりやろうとした結果だと思う」と連敗を5で止める勝利に貢献し胸を張った。

 前夜は球団ワーストの32イニング連続無得点で、3試合連続零敗。年間100敗ペースとなっていた。流れを変えるため渡辺監督代行兼GMは試合前のフリー打撃を行わず、ティー打撃のみでの調整を指示。初回1死三塁から栗山が先制の右犠飛を放ち、33イニングぶりの得点を奪った。6月3勝目でようやく20勝に到達。今季9人目の4番打者の岸を「持ち味が出たね。一発で仕留めた貴重なホームランだった」と絶賛した指揮官は「今後もそうなると思う」と継続を明言した。

 明徳義塾3年夏は、日本ハム・福田光がいた大阪桐蔭に2回戦で敗れたが、甲子園に4度出場。「後輩たちも甲子園に行って、もっとプロに入ってきてくれるように。後輩たちの励みになれば」。開幕した球児たちの聖地を懸けた夏のように、最後まで諦めず最下位から一戦必勝を目指す。(福井 亮太)

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