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【バレー女子】日本 大会初メダル確定!“五輪前哨戦”で世界1位ブラジルを撃破 決勝VSイタリア

スポニチアネックス / 2024年6月23日 0時46分

<日本・ブラジル>得点に沸く日本の選手たち(C)volleyballworld.com

 ◇ネーションズリーグ決勝トーナメント準決勝 日本3-2ブラジル(2024年6月22日 タイ・バンコク)

 バレーボールのネーションズリーグ女子決勝トーナメント準決勝が22日、タイ・バンコクで行われ、世界ランク7位の日本は同1位のブラジルと対戦。ブラジルを3-2(26-24、20-25、25-21、22-25、15-12)で下し、大会初メダルを確定させた。23日の決勝では同2位のイタリアと対戦する。

 第1セット、荒木、石川、岩崎、山田、古賀、林が先発。ブラジルの高いブロックに阻まれながらも丁寧にリバウンドを拾い、攻撃につなげた。最大7点差をつけたものの、17-17と同点に追いつかれた。しかし、そこからの競り合いで集中力を切らさずデュースに持ち込むと、最後は途中出場の和田がスパイクを決め、26-24でものにした。

 第2セットは和田がライトで先発。6-5から古賀の連続ポイントなどでリードを奪った。しかし、2度の4連続失点などで逆転を許すと、このセットは20-25で落とした。

 第3セットは岩崎のサービスエースなどサーブでブラジルを翻弄(ほんろう)。終盤はエース古賀の連続ポイントなど4連続得点で突き放し、最後は和田のスパイクが決まり、25-21で3セット目を奪った。

 第4セット、6連続失点でリードを許す展開。しかし、宮部や和田のサービスエースで追い上げた。和田や井上のスパイクで得点を重ねたが、逃げ切られ、22-25で落とした。

 最終セットは出だしから4連続得点で勢いに乗ると、宮部の連続ブロックなどが決まった。最後は石川がブロックアウトを決め、追いすがるブラジルを振り切った。勝利の瞬間、選手らは抱き合って喜んだ。

 5月28日の1次リーグでの対戦では2-3とフルセットの末、敗れていた。大会前までの対戦成績は45勝93敗。世界選手権で対戦した22年9月30日以来の勝利となった。

 日本はパリ五輪1次リーグB組で、再びブラジルと対戦する。ほかに同4位のポーランド、同20位のケニアが同組となっている。

 ▼和田(チーム最多21得点)ずっと勝ててなかったので凄いうれしい。思い切りやることしか考えてなかった。ここまで来たらやるしかないので、五輪につながるようにしたい。

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