1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. ゴルフ

下家秀琉 松山英樹に並ぶ日本人最速タイ、プロ2戦目で初Vへ…4差4位

スポニチアネックス / 2024年6月23日 4時18分

 ◇男子ゴルフ プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 第3日(2024年6月22日 栃木県・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 3位から出たルーキーの下家秀琉(しもけ・すぐる、22=ELECOM)がボギーなしの3バーディーで69にまとめ、通算15アンダーの4位と好位置を維持した。首位とは4打差。プロ転向2戦目で初優勝を飾れば、日本人では13年の松山英樹に並ぶツアー最速記録となる。通算19アンダーの首位は河野祐輝(36=NTT西日本アセット・プランニング)。悪天候が予想される23日に計72ホールを完遂できなかった場合、予備日の24日を使用する“月曜決着”の可能性がある。

 逆転に向けて、大きなパーセーブになった。最終18番で下家は5メートルのフックラインをねじ込み、ボギーなしでフィニッシュ。首位と4打差に踏みとどまり、「なんとか入ってくれたので明日につながるかなと思います」と胸をなで下ろした。

 第2日に自己ベストを2打更新する62をマークして上位戦線に急浮上したばかり。だからあえて、「記憶から消しました」と気持ちを一新して臨んだ。この日はショットの距離感に苦しみながらも、11番で下りの3メートルのバーディーパットを沈めるなど、今週からピン型のパターを使用するグリーン上で粘った。

 大阪府枚方市出身で昨年11月にプロ転向したルーキーの22歳。ジュニア時代からの憧れの選手は岩田寛で、体形や寡黙な姿はどこか似ている。今大会がプロとして臨むレギュラーツアー2戦目で、初優勝となれば松山英樹に並ぶ日本人最速記録となる。「優勝はあとからついてくると思うので、意識せずに3日間と同じ気持ちでやりたいです」。身長1メートル80の大器は、静かな口調に闘志を込めた。

 ◇下家 秀琉(しもけ・すぐる)2002年(平14)2月23日生まれ、大阪府出身の22歳。2人の兄の影響で5歳からゴルフを始める。大院大高3年時の19年に関西ジュニアで優勝、大阪学院大4年時の昨年にはアジア太平洋アマに日本代表として出場。昨年11月27日にプロ転向し、QTランク68位で迎える今季は下部ツアーが主戦場。得意クラブはアイアンで1Wの平均飛距離は295ヤード。1メートル80、85キロ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください