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バスケ男子日本代表 オーストラリアに逆転で惜敗も 富永、最多18得点

スポニチアネックス / 2024年6月23日 4時47分

第4Q、攻め込む富永(撮影・小海途 良幹)

 ◇バスケットボール男子国際強化試合  日本89―90オーストラリア(2024年6月22日 北海きたえーる )

 パリ五輪に出場する世界ランク26位の日本代表が同5位のオーストラリアに89―90で競り負けた。相手は五輪代表候補選手が一人もいない若手主体。日本も今月下旬に合流見込みの渡辺雄太(29=グリズリーズ)、八村塁(26=レーカーズ)が不在で選手選考の意味合いの強い一戦で、富永啓生(23=前ネブラスカ大)がチーム最多18得点をマーク。6本中3本を決めた3点シュートの精度の高さを改めて証明した。23日もオーストラリアと対戦する。

 巧みなステップと速いモーションから、富永が次々と3点シュートを射抜いた。第1Q残り4分17秒から途中出場すると、前半で3本外からのシュートを成功。警戒された後半はホーキンソンへの絶妙のパスでアシストを記録するなどシュート以外でも魅せ「アグレッシブに動き回ることを意識した。3点シュートだけじゃないところも見せられたと思う」と振り返った。

 23~24年の富永は大学最後の年でネブラスカ大を10年ぶりのNCAAトーナメント進出に導いた。今夏は目標に掲げるNBA入りへの登竜門サマーリーグには参加せず、代表活動に専念。パリでアピールしてステップアップする青写真を描く。

 23日のオーストラリアとの再戦に向け「しっかり切り替えて明日は勝ちたい」とリベンジを誓った。

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