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橋下徹氏 候補者以外の選挙ポスターを“肯定”「顔で選ぶんですか?本来は政策の中身で選ぶわけでしょ」

スポニチアネックス / 2024年6月23日 12時2分

橋下徹氏

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が23日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。東京都知事選(7月7日投開票)についてコメントした。

 任期満了に伴う都知事選には、前回20年の22人を大幅に上回る過去最多の56人が立候補を届け出た。事前に用意した選挙ポスター掲示板は1カ所につき48人の枠しかないため、都選挙管理委員会は49番目以降に届け出た候補者にはアクリル板を支給し、個別に設置してもらうよう要請するなど“異例”の事態となった。

 また、ポスター掲示板に、諸派新人の候補者の男性が、局部を隠した女性のヌードポスターを掲示。警視庁は都の迷惑防止条例違反の疑いで警告し、陣営はその後、ポスターの撤去を開始した。このほか、候補者ではないキックボクサーのぱんちゃん璃奈(30)が“ポスター掲示板ジャック”したり、動物のポスターが掲示されるなどしている。

 橋下氏は、この“異常事態”に「これは民主主義のある意味、試練だと僕は思います。べニア板の掲示板なんて、こんな古いやり方は変えないといけない。これはデジタルに変えればいいだけの話なんですけれども、内容については今までのポスターの方がおかしいと思う」と持論を展開。「政治家が顔写真を出すというのを当然に考えてますけど、顔で選ぶんですか、投票する時に?本来は政策の中身で選ぶわけでしょ。その時に候補者の顔がなくても、もしかして何か訴えたい、例えば、先週(の放送で)やった難民問題とかであれば、その当事者の方を出して、こういう問題を解決したいという訴え方もあるわけじゃないですか」と指摘した。

 そして、「政治家というのはルールを変えていく人なんですよ、憲法の範囲内で。そうであれば既存のルールとか考え方に挑戦するような政策を、もし事前に禁止するなんて言ったら大変なことになる」と言い、「僕は、選挙というのは唯一、有権者が最後、判断するというところが決定的に重要なイベントだと思っていますから、これは事前に規制するということではなく、最後は有権者がそういうことがダメなんだったら落とせばいいと思う。事前に規制すると危なくなりますよ、体制派の方が事前に審査しながら、この候補者はダメ、こんな訴え方はダメなんていうことをやれば、ロシアとかあっち側の選挙みたいになってしまう」と自身の考えを述べた。

 フジテレビ解説委員の松山俊行氏が「選挙と全く関係のない者があそこ(掲示板に)掲示されると、そこに対する問題というのがある」と指摘すると、「でもそれを誰が判断するんですかね、選挙に関連するかどうかっていうのは。やっぱりそこは最後は、僕は有権者が判断すればいいと思いますけどもね」と強調していた。

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