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山本耕史 俳優人生のターニングポイントとなった作品 出会ってから26年「その後が地獄のような日々」

スポニチアネックス / 2024年6月23日 14時2分

山本耕史

 俳優の山本耕史(47)が22日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。俳優人生のターニングポイントとなった作品を明かす場面があった。

 0歳で赤ちゃんモデルとして芸歴をスタート。子役を経て、これまでさまざまな作品に出演してきた。中でも、忘れられない作品があるそうで、それは21歳の時に出演したブロードウェイミュージカル「RENT」の日本版だという。

 「ロックミュージカルを確立した作品で、日本でやった時に、全員ミュージシャンだったんですよ。僕も(オリコンは)100何位だったけど一応、音楽を出していたが功を奏して(キャスティングされた)。お芝居がある役だったんです、僕だけ。それが僕の俳優人生の原点、ターニングポイント」と明かした。

 それまでは「教えられて“この枠の中でこうして”っていうのが俳優の定義というか、“この役はこうだからちょっとこういうふうにして”“ああいうふうにして”っていうのが当たり前のこと(だった)」と山本。「『RENT』って作品をやった時に(演出家に)“あれできる?”って言われたりして“できます。ここでやっちゃっていいですか?”ってやったら“じゃあ、それ採用で。次こんなことできる?”って。どんどん自分がやれることを引き出されたというか」と振り返り、「それで物凄い自分の中で、俺は今後、こういうことをやっていく俳優なんだなって。俳優と言ってもテレビがあったり、映画があったり、舞台あって、ミュージカルがあって、音楽劇があって、オペラがあってっていう中で、どれとも違う、“これなんだな!”っていうのを見つけたんです」とした。

 ただ、「それと出会ってしまったために、その後が地獄のような日々」と苦悩も吐露。「“これも違う”“あれも違う”になってくる。自分のやるべき道が見えちゃったところから、仕事一つ一つがつらくなってきて。今までは欲がなかったから。“こういうのがあったんだ!”という発見で希望が持てたんだと思う。“じゃあ、他にどういうものがあるんだ?”ってなったら、ないんです。ってなった時に、いろいろなものを試行錯誤して」と話した。

 そんな中、26年経って、再び「RENT」に出演することが決まったという。「ただ、その時と大きく違うのは当時は全部日本語で、セリフもそうですし、歌も和訳して。今回はブロードウェイの人が来る中に僕が入るので、全部英語なんですよ。そこはもう同じ作品でやったことはあるけど、全く違う言語なので」と再び試練が待ち受けているとした。

 そんな山本の話に、MCの加藤浩次は「26年間、自分の中で求めているものとか、達成感が仕事ではあまり得られなったってことですよね?」と質問。山本も「まあ早い話、そうですね」と認め、「どっかやるけど、なんか違うし、楽しかったですけど、何か違うんだろうなって。振り返ったみればここなんだ、って。だけど、ここに戻るわけだから、これの後どうしよう!ってむしろ思ってる」と現在の心境を告白した。

 加藤は「そのあとはもう自分で作るしかないんじゃない?」と今後についても問いかけると、山本は「まさに、そういう回路にはなってます。気付けは50歳近いわけだから、やれることが何なのか、これからも試行錯誤していこうとは思っていますけど」と明かした。

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