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「光る君へ」まさかの展開に驚き“#オトモズ”2人は「ソウルメイト」乙丸・矢部太郎×百舌彦・本多力対談

スポニチアネックス / 2024年6月23日 20時47分

大河ドラマ「光る君へ」第17話。乙丸(矢部太郎・左)と百舌彦(本多力)(C)NHK

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8:00)で乙丸&百舌彦の従者コンビ「オトモズ」が人気だ。2人のほのぼのとしたやり取りが、多くの視聴者を癒やしている。乙丸演じる「カラテカ」の矢部太郎(46)と百舌彦を演じる本多力(44)がスポニチの取材に応じ、役柄さながらの息の合った掛け合いで舞台裏を語った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 まひろ(吉高)の従者・乙丸と藤原道長(柄本佑)に仕える百舌彦。主人に翻弄(ほんろう)されながらも健気に支える2人の姿が話題となり、SNSでは「#オトモズ」が生まれた。あまりの人気ぶりに本多は「勘違いしちゃいますね」と照れ笑い。矢部は「百舌彦さんは乙丸を“ソウルメイトだと思っている”と言ってくれた。道長さんとまひろさんと同じように我々もソウルメイトです」と、従者同士の絆を明かした。

 2人は、2019年にNHKEテレ「歌のおじさんEたん」で共演経験がある。ドラマ出演が多くないという矢部は、「本多さんがいてすごく落ち着いた」と回想。「本多さんはアイデアを出されるのがすごい。いいシーンに本多さんがしてくださっている」と、監督に演技の提案をする本多に尊敬の念をにじませた。

 一方の本多は「矢部さんは表情が見ていて引き込まれる。演技をしているとどうしても分かりやすくやっちゃうけど、矢部さんはそういう感じが削ぎ落とされていて仙人みたい。武術の達人みたいに何やっても受けてくれる感じがすごく面白い」と、独特の表現で矢部の演技を評価。「オトモズ」の味のある芝居が作品を引き立てている。

 第9話「遠くの国」(3月3日放送)では、乙丸と百舌彦が並走するシーンが話題になった。並走シーンについて質問が飛ぶと、矢部と本多はどちらが走るのが速いかの小競り合いに。平安時代の所作で、腕を振ってはいけないのが大変だったという。矢部が「僕は笠を持っているからフォームが崩れない。きれいに走れた」と得意げにすると、本多は「きれいっていうのは主観ですから」とチクリ。「矢部さんは走っているだけですけど、僕は“乙丸が意外と走るのが速い!?”と驚いている演技を走りながらしていたので」と続け、記者たちの笑いを誘った。

 そんな2人に変化が訪れたのが、6月23日放送の第25話「決意」。乙丸は越前で出会った海女を連れて帰京した。矢部は乙丸の恋愛に「本当にびっくりしました。乙丸も人間っぽいなって思いました。きっと姫様にいいウニを届けるために仲良くお話したんでしょうね」と語った。百舌彦は道長の使者として為時邸を訪問。従者を従えるほど偉くなっていた。本多も「こんな人生だと思っていなかった。自分でもずっと従者だと思っていた」と、まさかの展開に驚きを隠せなかった。

 インタビュー中も柔らかい空気感と仲の良さが伺えるトークで場を和ませた2人。まひろと道長はもちろん、「オトモズ」の今後の物語にも注目だ。

 <矢部太郎の#光る君絵>

 大家との日常を描いた漫画「大家さんと僕」など、漫画家としても活躍する矢部。放送終了後に「#光る君絵」と題し、ドラマの1コマをイラストにしてX(旧ツイッター)にアップしている。「視聴者の方が面白い絵を描いていてうれしい気持ちがある。僕も参加したいなと思った」と語った。人柄が伝わる優しい味わいとセンスの光る構図が話題。「見て思ったそのままを書いている」と明かした。放送日にテレビで見てから描いているといい、「事前に見るのはずるいじゃないですか」とこだわりを語った。

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