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ド軍指揮官 左手骨折で離脱中のベッツ復帰後も大谷翔平の1番起用示唆 打順再考も「議論すべき」

スポニチアネックス / 2024年6月23日 14時29分

試合後、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース7―2エンゼルス(2024年6月22日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠での古巣エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で今季2度目、自己最長タイの3戦連発とする23号を放ち、自己最長を更新する日本選手最多7試合連続打点をマークした。今季8度目の完売となった注目の一戦で、12戦8発とし量産態勢に入り、44本塁打で本塁打王に輝いた昨季を上回る年間47発ペースとなった。

大谷の4打数1安打2打点の活躍で古巣との公式戦初対決は1勝1敗と五分で、9月3日(同4日)からは昨季までプレーしたエンゼルスタジアムで2連戦を行い、凱旋を果たす。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は左手骨折で離脱しているムーキー・ベッツが復帰しても大谷を1番で起用するかを問われると「まだ先の話になるが、ラインナップをどう構成するのがベストかを見極め、翔平が1番で安心できるとわかれば、いい考え。ムーキーは明らかに我々のリードオフヒッターだが、右打者、左打者と交互に打線を組むべきか。それは議論すべきで、その時になれば分かるだろう」と復帰後も1番で起用する可能性を示唆。「大谷にとって1番であることは重要か」と問われると「翔平は重要ではないと思う。一部の選手にとっては、重要かもしれないが、彼はチーム内で良いチームメイトであることと、良いプレーに集中しているだけ。打順が彼に影響を与えているとは思わない」」とした。

 また、課題だった下位打線に当たりが出ていることには「ジェーソン(ヘイワード)は2回、四球を取った。そしてビジオもバント安打を決めて、ラックスも良い働きをした。だから上位打線のプレッシャーが軽減され、翔平がホームランを打って得点を素早く記録したことは大きかった。ハドソンやフィリップスが投げなくても他の中継ぎを投入することができた。試合に勝つための複合効果となった」と話した。

 大谷がまたもや古巣に強烈な恩返しだ。3回にラックスのソロで先制し、なおも無死一塁で迎えた第2打席。カウント2―0から右腕プリーサックの甘いスライダーを完璧に捉えると、打球速度115.5マイル(185.8キロ)、24度の角度で飛び出したボールは右翼席の459フィート(約139.9メートル)地点で弾んだ。3戦連発とする特大弾に本拠は総立ちで大熱狂。打たれた元同僚の捕手オハピーは本塁付近に座り込んだまま動けなかった。

 その後は四球と2度の二ゴロと安打は生まれず。4打数1安打で打率は.321に落としたが、パドレスのジュリクソン・プロファーの.320を1厘上回って本塁打とともに打率もリーグトップをキープした。

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