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桂南光 桂ざこばさんの葬儀回想「びっくりするぐらい穏やかなええ顔」師匠・米朝さんとの粋な会話も明かす

スポニチアネックス / 2024年6月23日 15時50分

落語家の桂南光

 落語家・桂南光(72)が12日に喘息のため亡くなった落語家・桂ざこばさんをしのぶMBSテレビ「桂ざこばさん追悼番組~笑って、怒って、涙もろかった…ざこばさん、ありがとう!~」(23日放送)に出演。ざこばさんの逸話を披露した。

 ざこばさんはかつて松方弘樹さんとドラマで共演。撮影が終わり、京都の料亭で打ち上げが行われ、松方さんがしゃぶしゃぶをごちそうした。「ざこばさん喜んで“松方のアニキ~!”言うて、ガブガブ飲んで。上半身裸になって踊って…自分がしゃぶしゃぶになりはったんです」と南光が明かした。

 なるみは「ああ!鍋に転んだかなんかで」と思い出し、南光は「(上腕部を)やけどして。“すぐ病院へ”って言うのに、“こんなん何ともおまへんわ”って。ところが次の日、炎症起こして。結果、ちょっとだけ腕にやけど跡が残った」と説明した。

 ざこばさんにとって桂米朝さんは最愛の師匠であり、絶対服従の姿勢を崩さなかった。「米朝師匠に知られたらえらいことやから絶対言うなよ!」と南光らにやけどの話を口止め。「楽屋で着替えるときも(師匠にバレぬよう)気使ってはった」というが、「1年ほど経って気抜けたんでしょうな。米朝師匠の前で脱ぎはった」と南光は回想した。

 その傷に気づいた米朝さんが「おい、ざこば。それ何したんや。何ぞ彫りもんでもしてたんか」と問うと、ざこばさんの顔色が一変。南光はその後のやりとりに感心したという。

 「ざこばさんの答えがすごい。“そうですねん、『米朝命』と彫ってましてん”と。米朝師匠も負けてまへんわ…“なんで消したんや”って言いはった。この会話聞いたとき、この人らすごいなと思った」と、落語家一門らしい粋な掛け合いを再現し、笑わせた。

 南光は「ざこば兄さんは亡くなると思ってませんでしたからね」と吐露。「身内のように思ってもらってたんで」と、家族葬で執り行われた告別式にも参列した。「お顔見たらびっくりするぐらい穏やかなええ顔してはって」と打ち明け、「ただ、そうして別れてもまだなんかウソみたいな気がしますね」と受け入れがたい様子だった。

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