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悪夢…西武・高橋光成が球団ワーストの開幕8連敗 打線の援護も少なく6カード連続負け越し

スポニチアネックス / 2024年6月23日 15時50分

3回、制球の定まらない高橋光成の下へ向かう豊田コーチ(撮影・井垣 忠夫)

 ◇パ・リーグ 西武1―4オリックス(2024年6月23日 京セラD)

 西武は先発の高橋光成投手(27)が制球に苦しみ、3回64球を投げ1安打2失点で早々に降板。球団ワースト記録の開幕8連敗となった。

 今季10度目の先発となった高橋は、2回に2者連続四球、続いて死球として1死満塁のピンチを招くと、9番・杉本に犠飛を打たれて先制を許した。3回にも先頭の西野から2者連続四球を与えるなど制球に苦しみ、1死一、三塁から紅林に犠飛とされ追加点を許した。渡辺久信監督代行が早々に動き、高橋はこの回を投げきって降板。3回64球を投げ1安打2失点で、与四死球は5を数えた。

 開幕8連敗は64年の安藤敏雄、72年の高橋明の7連敗を更新する不名誉な球団ワースト記録となった。

 4回からマウンドに登った2番手の中村祐は、先頭のセデーニョに直球を左中間へと運ばれる8号をソロを許した。3番手のボー・タカハシも無死三塁から太田の犠飛で1点を失うなど、悪い流れを断ち切ることができなかった。

 打線も投手陣を援護することができなかった。前日の初回に33イニングぶりの得点を挙げて連敗を5で止めたが、この日はオリックス先発カスティーヨの前に6回まで沈黙。7回に2死二塁から兒玉が左への適時二塁打を放ち1点を返したものの、その後が続かなかった。

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