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巨人が1点差逃げ切り!勝率5割復帰 ヘルナンデス攻守に活躍 菅野先発回避の緊急事態にチーム一丸

スポニチアネックス / 2024年6月23日 17時11分

<巨・ヤ>5回、山田(奥)の大飛球を好捕し、ベンチへ戻るヘルナンデス(撮影・木村 揚輔)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(2024年6月23日 東京D)

 巨人はヤクルトの反撃をかわして1点差で逃げ切り、連敗を2でストップ。交流戦明け3戦目にして初勝利を挙げ、勝率を5割に戻した。本拠・東京ドームでのヤクルト戦はここまで5戦全敗だったが、6試合目で今季初勝利となっている。

 巨人の勝利は15日の日本ハム戦(エスコンF)以来8日ぶり。東京ドームでの白星は6日のロッテ戦以来17日ぶりとなっている。

 予告先発投手だった菅野が腰痛のため当日に先発回避。ドラフト5位の新人・又木がプロ2度目の先発マウンドに急きょ上がった。

 すると、又木は初回、1番・西川の痛烈なピッチャー返しが右上腕部付近を直撃。ベンチ裏で治療を受けたあとで続投し、1死二、三塁のピンチを招くも無失点で立ち上がった。

 このアクシデントに次ぐアクシデントに打線が奮起した。

 その裏、主砲・岡本和が6試合連続安打となる左中間フェンス直撃の適時二塁打を放って先制。3回にはヘルナンデスの3試合ぶりとなる4号2ランに大城卓と吉川の連続二塁打で計3点を追加し、序盤の3回で4点リードを奪った。

 4―0で迎えた4回、又木が1死一、三塁で降板してプロ初勝利を逃すと、2番手右腕・赤星が西川に1号3ランを被弾して一瞬で1点差に迫られた。

 その赤星が5回に連続四球を与えて1死一、二塁。このピンチで山田に左中間へ大飛球を打たれたが、これを中堅・ヘルナンデスがフェンスに激突しながらジャンピングキャッチする美技で併殺を成立させ、その後は船迫、高梨、ケラー、バルドナードの継投で逃げ切った。

 高梨とケラーは前日、ヤクルト打線に痛打されて失点していたが、一夜明けできっちりとやり返し、阿部監督の期待に応えた。3番手で投げた船迫がプロ通算4勝目となる今季初勝利をマークしている。

 なお、捕手登録の大城卓が「5番・一塁」で先発出場。一塁を守るのは2021年10月8日の広島戦(マツダ)以来3年ぶりで、先発一塁となると1試合前の同年10月7日ヤクルト戦(神宮)に「7番・一塁」で出場して以来990日ぶりだったが、無失策&3打数1安打1四球で勝利に貢献している。

 また、交流戦明けの2試合で7打数無安打、前日22日のヤクルト戦では今季初の3打席3三振だった坂本は今季9度目のベンチスタートで、最後まで出番はなかった。

 【東京ドームでの今季ヤクルト戦】

4月29日 ●0―9 先発:グリフィン 責任:グリフィン

4月30日 ●3―4 先発:山崎伊 責任:西舘

5月1日 ●0―4 先発:赤星 責任:赤星

6月21日 ●2―4 先発:戸郷 責任:戸郷

6月22日 ●0―3 先発:グリフィン 責任:高梨

6月23日 ○4―3 先発:又木 責任:船迫

※先発、責任とも投手

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