トラジャ川島 ダブル主演のメンバー松倉は「格好良い。メンバーじゃなかったら嫉妬した」

音楽劇「A　BETTER　TOMORROW―男たちの挽歌―」の取材会を行った（左から）川島如恵留、松倉海斗、青柳翔（撮影・糸賀日向子）

　Travis　Japanの松倉海斗と川島如恵留が23日、東京・日本青年館ホールでダブル主演する音楽劇「A　BETTER　TOMORROW―男たちの挽歌―」の取材会を行った。東京公演はあす24日～7月8日まで同所で。

　初日を前に松倉は「事務所の舞台以外に出るのがほぼ初めてでダブル主演。アクションや歌、お芝居、新鮮なことだらけなので本番どうなるかなというドキドキとワクワクがある感じです」と心境。川島は「楽しいところから心苦しいところまで（場面の）波がいっぱいあるので、その中でお客様の顔を見ながら役としてどのように生きるのか楽しみ」と期待を語った。

　ダブル主演を務めたメンバーの松倉について、川島は「稽古場でもこの天真らんまんな笑顔で、キャストやスタッフの皆さんを笑いに包んでくれて心強かった。アクションも歌もお芝居もピカイチ」と絶賛。「同じメンバーじゃなかったら嫉妬していたくらい頼れる存在」と語った。松倉も「そのまま返します。歌、お芝居、アクション素晴らしいですし、めちゃくちゃ器用で順応性が高いと稽古をやっている段階で感じた。格好良いなと思いました」と褒めあっていた。

　同作は86年に公開された香港映画をベースに、89年の天安門事件から現代にかけての香港と北京を舞台に兄弟愛や友情のドラマを描く。松倉は犯罪組織に加わった兄への反発から正義感を燃やす青年を演じ、兄の親友役を川島が担う。