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ロッテ吉井監督 ソト弾生かせずドロー「勝たなければいけない試合」9回クロスプレーには厳しい言葉も

スポニチアネックス / 2024年6月23日 18時16分

<ソ・ロ>引き分けに終わりナインを迎える吉井監督(左から2人目)(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ロッテ6―6ソフトバンク(2024年6月23日 みずほペイペイD)

 ロッテは2点を追う9回に飛び出したネフタリ・ソト内野手(35)の逆転7号3ランを生かすことができず、12球団最多となる今季6度目の延長12回引き分け。リーグ戦再開後、同一カード3連敗は回避した。

 3ー5と2点を追う展開で迎えた9回。2死一、二塁から飛び出した右翼ポール下、テラス席ギリギリに飛び込んだソトの逆転7号3ランを生かすことはできなかった。吉井理人監督(59)は引き分けに終わった試合後、3連敗は阻止したとはいえ「まあ、ああいうホームランだったんで勝たなければいけない試合だったかなと思います」と語った。

 劇的な本塁打で1点リードした9回に同点に追いつかれた場面。本塁クロスプレーでタイミング的にはアウトだったが、走者との接触もあり佐藤都のミットからボールがこぼれ飛んだ。その場面について、捕手は責められないか問われた指揮官は「いや、そんなことはないと思います。余裕あったんでしっかりアウトを取れるプレーだったと思います。投げたファーストもちょっと緩かったんで、それで普通のタッチプレーよりタイミングが遅れて…。もしかして先に入ったかもしれないので。しっかり芯で捕っていたらあんなことにはならないんで。ああいうプレーはしっかりできるように、プロなのでやってもらいたいと思います」と厳しい表情で自身の考えを示した。

 最後は沢村が登板し得点を許さずドロー。「ちょっと前からそんな感じだったんで。今日はそうですね、いつもの沢村…もっといいかな」「リリーバーたちは頑張ってくれたと思います」と必死に前を向いた。

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