ヤクルト・ヤフーレが3回4失点KOで自身5連敗「申し訳ない気持ちでいっぱい」チームの連勝も止まる

＜巨・ヤ＞3回、ヘルナンデス（左）に2ランを打たれたヤフーレ（撮影・尾崎　有希）

　◇セ・リーグ　巨人4―3ヤクルト（2024年6月23日　東京ドーム）

　ヤクルトが巨人に1点差で競り負け、チームの連勝は3でストップした。

　先発のヤフーレが誤算だった。立ち上がりから制球に苦しみ、初回に自身のミスも絡んで1点を先制されると、3回にはヘルナンデスの2ランを含む4本の長打を浴びて3点を失った。3回4失点でKOされ、被安打6のうち5本が長打で「チームに貢献することができず、申し訳ない気持ちでいっぱい。反省をしっかりしたい」と悔しがった。

　打線は4回に西川が移籍1号となる3ランを放って1点差に詰め寄ったが、5回以降は無安打無得点に封じられ逃げ切られた。

　自身5連敗となったヤフーレに対して高津監督は「長打が多いので。それだけ球が高かったのか、タイミングを崩すことができなかったのか。自分で研究するしかないと思います。相当、相手も研究してきているので」と指摘した。

　チームの連勝は止まったものの、2カード連続で勝ち越し中。25日から敵地に乗り込んで首位・広島との3連戦に挑むが、指揮官は「今日の負けを取り返すじゃないけど、良い雰囲気で週の頭（の試合を）とりたいですね」と早くも次の戦いに目を向けていた。