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巨人・阿部監督 又木は「打球が当たってデッドボールの怖さが分かったと思う」今後は「攻めていけると」

スポニチアネックス / 2024年6月23日 18時58分

<巨・ヤ>初回、西川の打球を腕に受ける又木 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(2024年6月23日 東京D)

 巨人のドラフト5位ルーキー左腕、又木鉄平投手(25=日本生命)が23日のヤクルト戦(東京D)でプロ2度目の先発登板。初回、1番・西川の痛烈なピッチャー返しが右上腕部付近を直撃するアクシデントに見舞われながら力投したが、4回途中5安打2失点で降板し、プロ初勝利はならなかった。

 予告先発投手だった菅野智之投手(34)が腰痛のため当日に登板回避。6月13日に再登録されるも、ここまで登板がなかった又木が急きょプロ初登板初先発となった1日の西武戦(ベルーナD)以来のマウンドに上がった。

 だが、初回だった。1番・西川に投じた4球目の直球が痛烈なピッチャー返しとなり、投げ終えたあとの又木の右上腕部付近をライナーで直撃。

 又木は、慌てて駆け付けたトレーナーに付き添われてベンチ裏に消えた。それでも利き腕ではなかったことも幸いし、治療を終えて小走りにマウンドへ復帰。1死二、三塁とピンチを迎えるも4番・村上を浅い左飛に仕留めると、5番・サンタナは遊ゴロに打ち取って得点を許さなかった。

 1―0で迎えた2回には2死満塁のピンチを招くも無失点。ベンチに戻ると、阿部慎之助監督(45)が又木のところまでやって来てアドバイスを受ける場面もあった。

 指揮官直々のゲキが効いたのか、直後の3回は長岡、村上、サンタナというヤクルトの強力クリーンアップを3者連続三振。4点リードでプロ初勝利への期待が高まったが、4―0で迎えた4回に1死一、三塁としたところで降板となった。

 試合後、阿部監督は2回終了時に送ったアドバイスについて「変化球がストライク入らなくてね。苦し紛れに真っすぐいって打たれてたんで。“あれじゃキャッチャー配球できないよ”って言って。“変化球、真ん中打たれてもいいからいけ”って言って、うん」と明かし「西武戦で先発した時も全く一緒だったので。課題は明確だと思いますね」とコメントした。

 さらに、菅野の代役に又木を選んだ理由については「いやもう、度胸試しだな」と説明。「しょうがないよね、アクシデントだから。そのなかでも頑張ってくれたので、結果的には」と感謝の言葉も送った。

 又木は4回途中に73球で降板。70球がメドだったのかという問いには「それもあるし、多分みんなも分かっている通り、変化球の時(腕の振りが)緩んじゃうしね。そこが大きな課題なんだけど、結果オーライだけど抑えてくれたので」とした指揮官。

 初回いきなりライナーが直撃したことについては「打球が当たってデッドボールの怖さが分かったと思うので、攻めていけると思いますよ」と話していた。

 ▼又木 カウントを悪くし、守りのリズムを悪くしてしまったところは野手の方に申し訳なく思います。ただ、(捕手の)岸田さんがうまく引っ張ってくれたので途中まで粘り強く投げられました。

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