巨人・阿部監督は“救世主”ヘルナンデスを大絶賛！「若い選手もお手本にしてほしい」

＜巨・ヤ＞3回、ヘルナンデスのポール際の打球判定にリクエストを要求した阿部監督は、判定が本塁打へ覆り手を叩いて喜ぶ（撮影・尾崎　有希）

　◇セ・リーグ　巨人4―3ヤクルト（2024年6月23日　東京D）

　巨人の阿部慎之助監督（45）は攻守に大活躍だった新助っ人、エリエ・ヘルナンデス外野手（29＝ドミニカ共和国）を絶賛した。

　「3番・中堅」で先発出場したヘルナンデスは打っては3回に貴重な追加点となる4号2ラン、守っては5回にフェンスへ激突しながらのジャンピングキャッチで併殺成立と攻守に大活躍。チームの連敗を2で止め、勝率5割に復帰する勝利に大きく貢献した。

　3回に相手先発右腕・ヤフーレから放った一発は、一度はファウルの判定。だが、阿部監督のリクエストによる審判団のリプレー検証の結果、判定が覆り、左翼ポール際ぎりぎりに飛び込む3戦ぶりの2ランとなった。

　試合後、阿部監督は「あのホームランも素晴らしかったですし。あんな難しいボールを…凄く大きな追加点になりました。ナイスバッティング」とし、好守についても「あのフェンス際のナイスプレーもピッチャーを助けたので」と絶賛。

　さらにヘルナンデスの良さを改めて聞かれると「やっぱり初見のピッチャーに対するコンタクトとか素晴らしいなと思っているし。日々、彼の野球に対する姿勢は素晴らしいなと練習中も見ているんだけど。学ぶ姿勢というのも素晴らしい。そこを続けていってもらいたいと思います。本当に若い選手もお手本にしてほしいなと思うぐらい素晴らしい選手だなと」と終始褒めたたえていた。