巨人・杉内コーチ 菅野は「軽いぎっくり」も「2、3日後もまだとなったらちょっと考えないといけない」

巨人・菅野

　◇セ・リーグ　巨人4―3ヤクルト（2024年6月23日　東京D）

　巨人の菅野智之投手（34）は予告先発投手として前日に発表されていた23日のヤクルト戦（東京D）を腰痛のため当日に登板回避。4―3で逃げ切り勝ちして連敗を2で止めた試合後、杉内俊哉投手チーフコーチ（43）が今後の見通しを語った。

　まずは菅野の症状について「軽いぎっくり（腰）だと思うんでね」とし、「今年もそのなかで投げている試合もあったんで」とコメント。

　次回登板については「多分大丈夫だと思うんですけど、2、3日後もまだとなったらちょっと考えないといけない。本人と連絡取りながら今後どうするか」と慎重な構えを見せた。

　それでも「（先発機会を）飛ばすとしても一回だけ飛ばすくらいな感じでしょうから」とし、出場選手登録抹消については「今のところ考えていないですね」。

　次回、先発するとしたら、登板回避から1週間後となる30日の広島戦（東京D）になるのかどうかについては「本人がいけるんだったらもちろんそこで登板しますけど」と話していた。

　菅野はここまで10試合に登板して5勝1敗、防御率1.83の好成績。前回登板した16日の日本ハム戦（エスコンF）では9安打を浴びながらも6回途中3失点と粘投し、チームは延長12回の末、3―3で引き分けていた。