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「光る君へ」道長の策略?溺れる一条天皇に辞表 ネット考察「見事な駆け引き」「誠意」ついに彰子入内へ

スポニチアネックス / 2024年6月23日 20時48分

大河ドラマ「光る君へ」第25話。藤原道長(柄本佑)は辞意を伝え…(C)NHK

 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は23日、第25話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第25話は「決意」。越前の紙の美しさに、まひろ(吉高由里子)の心は躍る。その頃、藤原宣孝(佐々木蔵之介)からの恋文もマメに届いていた。藤原為時(岸谷五朗)の勧めもあり、まひろは都に戻り、身の振り方を考えることに。一方、藤原道長(柄本佑)の悩みのタネは、藤原定子(高畑充希)を愛しむあまりに政が疎かな一条天皇(塩野瑛久)。そんな中、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の予言通り、次々と災害が起こる…という展開。

 長徳4年(998年)、晴明は一条天皇に新年のあいさつ。道長に「災いの根本を取り除かねば、何をやっても無駄にございます」「帝を諌め奉り、国が傾くことを防げるお方は、左大臣様しかおられませぬ」「よいものをお持ちではございませぬか。お宝をお使いなされませ」と謎めく言葉を放った。

 鴨川の堤が決壊。道長は職御曹司に出向き、一条天皇に辞意を伝えた。

 「堤の修繕のお許しを、お上に奏上しておりましたが、お目通しなく、お願いしたくとも、お上は、内裏におられず。仕方なく、お許しなきまま、修繕に突き進みましたが時既に遅く。一昨日の雨で、ついに大事に至りました。早く修繕を始めなかった私の煮え切らなさゆえ、民の命が失われました。その罪は、極めて重く、このまま左大臣の職を続けてゆくことは、できぬと存じます」

 一条天皇は「朕が悪い。此度のことは許せ」。しかし、道長は譲らず立ち去った。「道長は3度にわたり辞表を提出するが、一条天皇は受け取らなかった」(語り・伊東敏恵アナウンサー)。

 宣孝はまひろとの結婚を直接、道長に報告。道長は「それはめでたいことであった」「それは何より」と返したが、ショック。一人、内裏に残り、ため息をつく。

 百舌彦(本多力)が従者を従え、大量の祝品をまひろに届けた。文の筆跡は道長とは違うものだった。

 道長の辞表は、愛に溺れる一条天皇に揺さぶりをかけるためだったのか。次回予告には「中宮様が子をお産みになる月に、彰子の入内をぶつけよう」の台詞もあった。

 SNS上には「道長が捨て身の戦法で一条天皇を諭しにきた」「中宮に夢中だった帝の目を覚まさせる駆け引きは見事」「道長の辞表提出は“本心”か、それとも周到な“作戦”か」「水害の責めを負って左大臣を辞しようとしたのを政治的駆け引きと見ることもできるでしょうが、私は道長の誠意を信じたい」「道長の辞意を聞いて、伊周と公任は駆け引きと見ているのか、微妙な表情。とはいえ、そうでもしないと今の一条帝には届かないので、苦肉の策とも思える。でも、使えるのは3度までですよね」などの声が上がった。

 藤原彰子は12歳にして一条天皇に入内。長保2年(1000年)、藤原道長は藤原定子を皇后、彰子を中宮とする史上初の「一帝二后」を決行した。

 次回は第26話「いけにえの姫」(6月30日)が放送される。

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