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唐沢寿明「ゼロか100でいい」 物議醸した出演作がつないだディズニー映画への道

スポニチアネックス / 2024年6月23日 22時34分

唐沢寿明

 俳優の唐沢寿明(61)が、23日放送のTBS系「日曜日の初耳学SP」(後9・00)に出演し、アニメ映画「トイ・ストーリー」シリーズの秘話を語った。

 ディズニー、ピクサーの製作で、1996年に日本で公開された同作は、意思を持ったおもちゃたちが、持ち主の子供に気づかれないように動き回る物語。唐沢は主人公の、木製カウボーイ人形ウッディの日本語吹き替え版声優を演じた。シリーズは第4弾まで製作される、世界的大ヒットとなった。

 当時の唐沢は、フジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」で一躍トレンディー俳優の仲間入り。正義感あふれる役どころがファンの心をつかんだタイミングだった。しかし、直後のTBS系ドラマ「ホームワーク」で演じたのは、おちゃらけサラリーマン役。カラオケで不思議なダンスを踊りながら、コミカルなパントマイムを披露するなど、180度違うキャラクターだった。所属事務所には、抗議電話が殺到したという。

 しかし、唐沢にとっては覚悟の上の出演だった。「いきなり違う役をやるというのも、俳優にとってはおもしろいことなんで」。むしろ役者冥利(みょうり)に尽きる役を楽しんでいたという。さらに「成功しても失敗しても、自分にとってはゼロか100でいいと思ってる。真ん中っていうのが一番つまんないと思うんですよね。誰の記憶にも残らないというか」とも語った。

 そんな時に舞い込んだのが、「トイ・ストーリー」のオファー。唐沢は「ホームワーク」での演技が決め手になったと信じているという。「たとえば、『トイ・ストーリー』の声をやらせていただいた時も、たしか当時6人くらいの(候補者の)ビデオを、ディズニーにキャスティングの方が勝手に送ったらしいんですよ。それで、僕のところで“カラ(唐沢)でどうだろう?”って言ってきた」といきさつを説明した。

 さらに「さかのぼると、『ホームワーク』で踊っている映像あたりのやつを出したんじゃないかな?それ以外ないですから。あれだけですから。踊ったり歌ったりしているのは」とも推測。批判もされながら、挑んだ役が、大きな仕事につながったと分析した。

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