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阪神・佐藤輝、マスカットで“スカッと”豪快弾誓う 25日倉敷で中日戦「ノーアーチ」に終止符を

スポニチアネックス / 2024年6月24日 5時16分

室内で打撃練習する佐藤輝(撮影・後藤 正志)

 トンネル脱出へ舞台は整った。目下、自己ワーストの96打席連続ノーアーチの佐藤輝が、あす25日、倉敷マスカットスタジアムで行われる中日戦での豪快弾を思い描いた。4月21日の同戦(甲子園)の第3打席に放った3号3ランを最後に、2カ月を超える沈黙。球場名にあやかった爽快な一発で完全復活の瞬間を迎える。

 「スカッといい当たりを打ちたい。(マスカットに掛けた?)たまたまです!恥ずかしいやつー(笑い)」

 思い出深き地。少年時代、楽天・星野監督が指導した秋季キャンプを見学した。初めてプレーした昨年7月11日のDeNA戦では、岡山在住の母方の祖父母に1安打を届けた。「しょうもないヒット打った記憶あるな。三遊間の」とおぼろげな一打で、勝利へ導く3得点の足がかりを築いた。祖父母は今年も観戦予定で、狙うは昨年以上の孝行打。それが中堅122メートル、両翼99・5メートルの外へと飛び出す放物線なら、言うことなしだ。

 「頑張ります。でも広いのでね。マスカットも…」

 7日の1軍復帰後も、左腕先発時は三塁を渡辺に譲る試合が多い。22日DeNA戦も出番がなく、敗戦をベンチで見届けた。昨季は左投手に打率・300(150打数45安打)を誇った主砲。苦手意識はないはずだが、今季同・186は説得力に欠ける。不動のホットコーナーを奪い返すには、与えられた打席で「H」ランプをともし続けるしかない。

 昨年、94打席ノーアーチに終止符を打ったのは6月16日のソフトバンク戦(甲子園)だった。もがき苦しんだ時期は重なる。出口はきっと遠くない。「晴れの国」で頭上を覆う雲を一掃する。(八木 勇磨)

 《ノイジーと守備談議》佐藤輝がノイジーと守備談議を交わした。ウオーミングアップ中、通訳と3人で身ぶり手ぶりを交えてコミュニケーション。現在は左翼手だが、メジャーでは三塁手、二塁手での出場が中心だったノイジーは「どういう意識で(守備を)やっているかを聞かれた。(米国で)教わったことを彼に伝えた」と明かした。日米の指導法の違いを学んだ佐藤輝は「いろんな人から話を聞いて、いろんな選択肢がある(と思った)」と手応えを口にした。

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