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広島・堂林 地元・愛知で奮起の猛打賞!両親がスタンド観戦「いいところ見せられたので良かった」

スポニチアネックス / 2024年6月24日 5時47分

<中・広>6回、安打を放つ堂林(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 広島1-2中日(2024年6月23日 バンテリンD)

 広島は23日、中日に1―2で敗れ、5カードぶりの負け越しを喫した。惜敗の中で、「5番・一塁」で出場した堂林翔太内野手(32)が3安打1四球と全4打席で出塁。4月10日阪神戦以来で、今季2度目となる猛打賞で気を吐いた。不振のため5月上旬から約1カ月間の2軍生活も経験した選手会長。首位を走るチームに貢献すべく地元・愛知で奮起し、巻き返しに向けて新たな一歩を踏み出した。

 堂林がようやく目を覚ました。地元バンテリンドームで受けた大声援を力に変え、安打を重ねた。

 「結果は後からついてくるものですし、今日はしっかり自分のスイングをしようとやった結果が3安打。いいきっかけにしていきたい」

 2回先頭では松葉の低めチェンジアップを中前打。1点を追う6回1死一塁では再び松葉から右前打で好機を拡大し、一時同点とする反撃をお膳立てした。これでは終わらない。8回の第4打席も松山のフォークに食らいつき、二塁内野安打。4回の四球を含め全打席で出塁し、4月10日の阪神戦以来となる、今季2度目の猛打賞を記録した。

 「今日は毎打席、良い入りができた。昨日、今日と両親も見に来ていましたし、いいところを見せられたので良かった」

 今季から選手会長を任され、3月29日のDeNA戦では初の開幕4番に指名されたが、4月下旬から打撃の調子を落とした。5月12日に出場選手登録を抹消。降格の際には不調の要因すら「自分でも分からない状態」と見失いかけていた。復調を期して新井2軍打撃コーチ、福地2軍打撃走塁コーチらの助言に耳を傾け、ひたむきにバットを振り込んだ。

 「初心に戻って、というか、結果も出したいが、やれることをしっかりやってきた。まずは当たり前のことを当たり前にやることができてからだと思うので、そこはファームに落ちてからもずっと続けてきた」

 9日の再昇格後も試合前の時点で17打数2安打、打率・118。低空飛行を続けていたが、2試合ぶりの先発で鬱憤(うっぷん)を晴らし、新井監督も「今日は凄くいいバッティングだった」と目を細めた。

 DeNA戦が降雨のため中止になった2位の阪神とは2ゲーム差に接近。それでも、敗戦の中で、堂林の奮起は明るい材料だ。首位固めに貢献するため、背番号7が新たなスタートを切った。 (長谷川 凡記)

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