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カズ“飛び入り”出場 横浜FC側で古巣・東京Vとの練習試合に 1カ月ぶり実戦26分間

スポニチアネックス / 2024年6月24日 4時32分

<練習試合 東京V・横浜FC>雨の中、試合に臨む三浦知(右)(撮影・西海健太郎)

 今夏、JFLアトレチコ鈴鹿への期限付き移籍が確実なポルトガル2部オリベイレンセのFW三浦知良(57)が22日、保有権を持つJ2横浜FCの一員として東京Vとの練習試合に“飛び入り出場”した。出番は後半開始から26分まで。18分には右足のループシュートも見せた。出場時間は当初の予定を10分以上も上回った。

 実戦は5月19日のポルトガル2部最終戦で31分間プレーして以来。「(大阪で)しっかり自主トレしていたので思ったよりできた」と満足そう。異例の参加は、カズが横浜FCに「10分でもいいから出たい」と頼んで実現。カズの姿に驚いたサポーターからは大歓声も湧きおこった。

 相手の東京Vもカズにとっては古巣。この日使用したのは、V川崎が優勝したJリーグ元年、読売新聞社の渡辺社長(当時)に呼ばれ「1億円をみんなで分けろ」と言われ、その臨時ボーナスで造ったピッチだった。「それを思い出しながらやったよ」とニヤリ。鈴鹿には7月初旬に合流予定で約1年半ぶりのJFL出場にも準備を整えた。 (大西 純一)

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