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巨人・ヘルナンデス ファウル一転2ラン 阿部監督の執念リクエストで覆り4号 好捕でも魅せた

スポニチアネックス / 2024年6月24日 5時32分

<巨・ヤ>3回、一度はファウル判定されるもリクエストの結果、2ランとなりガッツポーズするヘルナンデス(撮影・木村 揚輔)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(2024年6月23日 東京D)

 見逃せばボール球だった。1―0の3回1死三塁。巨人・ヘルナンデスが、ヤフーレの内角高め146キロツーシームをさばいた。左翼ポール際への打球はファウルと判定されたが、リクエストで覆り、貴重な追加点となる4号2ランになった。

 「リクエストになったが、行ったと確信していた。難しいコースに体が反応してくれた」。5月に来日するとウィーラー巡回打撃コーチから「ベースから少し離れて立った方がいい」と助言をもらった。外角のストライクゾーンが広いとされる米国ではベース寄りに構えていたが、日本では離れて立っても外角はバットが届く。そして、厳しい内角攻めに対応しやすくなる狙いがあった。素直に聞き入れた。だから、この日の一発が生まれた。

 日本野球に慣れようと努力する姿を阿部監督も見ている。「学ぶ姿勢も素晴らしい。続けてもらいたい。若い選手もお手本にしてほしい」と絶賛する。

 中堅守備でも救った。1点差に迫られた5回1死一、二塁。左中間への山田の大飛球にフェンス際でジャンプして好捕。飛び出した二塁走者の村上は戻れず併殺となり「フェンスに当たろうがどうしようが、絶対捕る」。マイナー時代からホームランキャッチなど高い身体能力を生かした外野守備も武器で、球際の強さが輝いた。

 東京ドームでのヤクルト戦は今季6試合目で初勝利。連敗を2で止め、リーグ戦再開後初白星で勝率を5割に戻した。ファーストネームの「エリエ」から「エリ」の愛称で親しまれる助っ人は「努力はうそつかない。その言葉を大事にプレーし続けている」と胸を張った。(川島 毅洋)

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