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【バレー女子】銀メダル 世界大会10年ぶりメダル 世界1位イタリアから1セット奪った

スポニチアネックス / 2024年6月24日 5時7分

喜ぶ日本の選手たち(C)volleyballworld.com

 ◇バレーボール ネーションズリーグ女子決勝トーナメント第4日 日本1―3イタリア(2024年6月23日 タイ・バンコク)

 日本は、世界ランク1位のイタリアに1―3で敗れ、準優勝に終わった。78年世界選手権以来46年ぶりの世界大会決勝に臨んだ日本は2セットを落とした後、井上愛里沙(29=姫路)らの活躍で第3セットを取り返したが、第4セットを奪われ、77年W杯以来の世界大会制覇を逃した。それでも14年ワールドグランプリで2位になって以来10年ぶりに銀メダルを獲得。自信を持ってパリ五輪に向かう。

 日本はイタリアの高さに圧倒された。46年ぶりの世界大会の決勝。1メートル93のエゴヌは男子並みの最高到達点3メートル44を誇るオポジット。角度のある強烈なスパイクを次々と打ち込まれ、第1セットをあっさりと失った。第2セットは序盤粘った。際どいボールを拾い、古賀、石川が決めて接戦に持ち込んだ。しかし中盤に相手の高いブロックで立て続けに止められ、連続失点で引き離された。

 イタリアとは過去37勝51敗。22年世界選手権、23年ネーションズリーグと2連敗していた。だが今大会はトルコ、ブラジルと世界ランク1位に勝ってきた勢いがある。真鍋監督は「世界大会の決勝でプレーできる機会は多くはない。楽しんでこい」と言って選手をコートに送り出した。

 勝てば47年ぶりの世界一。諦めるわけにはいかない。追い込まれた第3セットは井上が奮闘した。中盤立て続けに強打を叩き込み、連続サービスエースも決めた。このセット8得点で流れを変えた。

 22日の準決勝でブラジルを3―2で破り、決勝進出。22年世界選手権準々決勝から3戦連続でフルセット負けしていた因縁の相手、パリ五輪1次リーグでも対戦する難敵に土をつけた。古賀は「壁になってきた相手に勝ててホッとした」と喜び、真鍋監督は「決勝は大きな経験になる。勝ってパリ五輪に行きたい」と話していた。

 第4セットも先行されながら、古賀らの得点で最後まで追い上げた。エゴヌらイタリアの強打に金メダルの夢は打ち砕かれたが、決勝の舞台を踏んだ経験はパリ五輪にも必ずつながる。

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