【欧州選手権】ドイツ指揮官「面白い試合だった」 スイス戦劇的ドローに満足げ「当然の勝ち点」

＜欧州選手権　スイス・ドイツ＞試合後、パートナーと喜び合うドイツ代表ナーゲルスマン監督（右）（ロイター）

　◇欧州選手権1次リーグA組　ドイツ1―1スイス（2024年6月23日　フランクフルト）

　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会1次リーグ第3戦、既に決勝トーナメント進出を決めた開催国ドイツはスイスと1―1のドロー。0―1の後半アディッショナルタイム、FWフュルクルク（ドルトムント）が劇的な同点ゴール。2勝1分けの勝ち点7でA組首位通過が確定。一方、スイスは1勝2分けの勝ち点5で同組2位での決勝トーナメント進出が決まった。

　ナーゲルスマン監督は試合後「スイスは素晴らしい相手だった。面白い試合だった。結局、これは当然の勝ち点だった。もちろん、カウンター攻撃ではリスクを負い、失点することもある。我々は同点に追いつくに値するプレーをした」と満足げ。

　同点ゴールを決めたフュルクルクについては「彼はまたゴールを決めた。いいゴールだった。我々にとって彼は重要な選手だ。ベンチから投入できる彼のような選手がいるのは嬉しいことだ」と称賛した。

　一方、“ヒーロー”となったフュルクルクは「チームとしてこれは素晴らしい瞬間だった。私たちはすでにこの大会で自分たちの実力を示したと思う。ユーロでは簡単な相手はいない。しかし、チャンピオンになりたいのであれば、本当に強い相手に勝たなければならない」とコメント。視線は既に決勝トーナメントでの戦いを見据えていた。