大ヒット漫画「呪術廻戦」7・8連載再開 作者・芥見下々氏、急病から快復「万全の状態で執筆を」

週刊少年ジャンプ公式サイト

　「週刊少年ジャンプ」（集英社）は24日、漫画家・芥見下々氏の急病により休載していた大ヒット漫画「呪術廻戦」の連載を、7月8日発売の同誌32号で再開させると発表した。

　2018年3月に連載を開始した「呪術廻戦」。人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、シリーズ累計発行部数は今年1月時点で驚異の9000万部を突破。2020年にはテレビアニメ化され、深夜アニメ枠ながら高視聴率を獲得。定額制動画配信サービス全体の視聴者数週間ランキングでも約2カ月に渡って1位を記録し続けるなど、一大ムーブメントを巻き起こした。

　同作は今年6月10日発売の「週刊少年ジャンプ」28号で、作者の急病により休載することが発表され、SNSで「芥見先生」がトレンド入りするなど、多くのファンから心配の声が寄せられていた。

　この日、ジャンプ公式サイトで「週刊少年ジャンプ31号にて再開予定でした『呪術廻戦』ですが、32号で掲載再開させていただきます」と、予定より1週遅れの32号で連載を再開すると発表。「芥見先生の体調は快復されていますが、先生と編集部で相談し、万全の状態で執筆を再開していただくべきだと判断いたしました」とし、「今後とも応援の程よろしくお願いいたします」と呼びかけた。