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メッツ守護神・ディアスが1球も投げずに退場処分 3点リードの9回に登板も粘着物質違反か

スポニチアネックス / 2024年6月24日 11時22分

退場処分を受け、うなだれながらグラウンドを去るメッツのエドウィン・ディアス(AP)

 ◇ナ・リーグ メッツ5-2カブス(2024年6月23日 シカゴ)

 メッツの守護神エドウィン・ディアス投手(30)が23日(日本時間24日)、敵地でのカブス戦に3点リードの9回に登板も1球も投げずに退場処分が下された。

 ディアスはマウンドに上がる前に審判に粘着物質検査のため、手やグラブをチェックされた。そこで何らかの問題があったとみられ、退場処分となった。

 急きょ、スミスが緊急登板した。それでもスミスが2死まで奪うと、2死一塁からはディークマンがウィズダムを見逃し三振に仕留め、チームは勝利した。

 ディアスは22年シーズン、61試合に登板し32セーブを記録するなど、メッツの守護神として活躍。昨年3月のWBCにプエルトリコ代表として出場した。

 ところが、大会中、ドミニカ共和国戦に勝利し、準々決勝進出を決めた後、チームメートたちと抱きあい、跳び上がって祝福。歓喜の輪の中でひざを痛め、そのままフィールドに倒れ込んだ。その後、右ひざの膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)と診断され、手術。23年シーズンを全休した。

 復活を果たした今季はここまで23試合で7セーブをあげ、防御率4・70を記録している。

 粘着物質違反があった場合、10試合の出場停止処分が科される。

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