KREVAが語る 音楽業界の“いい人ランキング”1位を競う人気アーティストとプロデューサーとは

亀田誠治氏のインスタグラム（kameda_kamera）より亀田氏（左）とKREVA

　ヒップホップアーティスト・KREVA（48）が23日深夜放送のABC系「EIGHT－JAM」で、音楽業界内の“いい人”について語った。

　この日は、椎名林檎やスピッツ、秦基博ら数多くのアーティストを手掛けてきた音楽プロデューサーであり、東京事変のベーシストの亀田誠治氏を特集。ユニットを結成するなど親交が深いKREVAは「多分、音楽業界で会った人の中で多分1位…いい人ランキング」と、亀田氏の人柄を称賛した。

　ただ「三浦大知と（首位を）競ってる」と笑い、SUPER EIGHTの面々も「あー！大知君ね！怒らないから、大知君」と共感した。サバンナ・高橋茂樹は「逆に誰がビリなんかも知りたい」と言って、笑わせた。

　亀田氏は98年にデビューした椎名林檎のプロデューサーとして知名度を上げた。そもそも、椎名のプロデューサーに抜てきされたのも「人柄エントリーだった」という。

　椎名が所属するレコード会社の上層部から電話があり、「すごい新人がいる。今まで聞いたことのないメロディーや歌詞…どう扱っていいか分からない」と相談を受けた。

　「当時は小室（哲哉）さんブーム、ミスチルとかのバンドブームの中に、情念を文学的に歌う女性シンガーソングライターの扱いに困ってて。“でも亀ちゃんだったら人柄がいいから向き合ってくれるんじゃないか”って。音楽性じゃないんですか！って」と苦笑い。その後、椎名と意気投合し、数々の名曲を生み出し、バンドも組む名コンビとなった。