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唐沢寿明 「白い巨塔」でベテラン俳優の“トンデモ”アドリブに四苦八苦「笑っちゃダメだって」

スポニチアネックス / 2024年6月24日 16時25分

唐沢寿明

 俳優の唐沢寿明(61)が、23日放送のTBS系「日曜日の初耳学SP」(後9・00)に出演し、俳優・西田敏行(76)との共演エピソードを明かした。

 予備校講師の林修氏が芸能人たちにインタビューする「インタビュアー林修」の企画に出演。この企画には過去に、遠藤憲一や内田有紀らも登場し、西田のアドリブの多さを指摘していた。03年放送の「白い巨塔」で西田と義父子役で出演した唐沢にも、当時にまつわる質問が飛んだ。

 すると唐沢は「西田さんはすごいですよ。突然やるんでね」と告白。本番で突然、アドリブをぶっ込まれたという。「こっちはまじめにやるじゃないですか?2人のシーンでも。西田さん、しゃべりながらかつらを直すんですよ。それも本番の時だけやるんですよ」。いたずらのような、思わず笑ってしまう西田の行動にも、唐沢は「またNGでもう1回やり直すのも嫌だから、すっごい集中して、笑わないように爪とかこうギュッとやって」と、手に力を込めながら回避したという。

 「白い巨塔」は、大学病院を舞台にした医療サスペンス。シリアスなシーンが数多く描かれている。その中で、唐沢演じる天才外科医の財前五郎が、術後に死亡した患者の遺族から訴えられる医療訴訟の場面もあった。唐沢は被告で、西田は傍聴人。さらに、遺族側の弁護士として上川隆也が出演するシーンでのこと。

 「上川隆也君が無精ひげを生やしているんですよ。ちょっと向こうの方が優勢になって、また西田さんがアップになって、上川隆也君に“ひげ…それやぁ!”って言ったんですよ。ひげはそらなくていい。関係ないでしょ?って。みんな裁判で集中しているのに、“また始まったな”って。やばいやばい、笑っちゃダメだって」

 西田の謎すぎるアドリブに、出演者はこらえるのが必死だったというが、そのシーンはオンエアされた。西田がアドリブを連発することは、唐沢の演技にはプラスだったという。「関係ないじゃないですか?裁判に。どんどん僕が集中して笑わないようにするので、逆にすごい怖い顔になってるんじゃないですかね。プラスになって」と明かしていた。

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