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阪神 2軍新球場の芝は“甲子園仕様”に 「二毛作」で年中、緑の状態維持

スポニチアネックス / 2024年6月25日 5時17分

阪神ファーム新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」の外野張芝の様子(阪神タイガース提供)

 阪神が、来年3月の開業を予定して兵庫県尼崎市に建設中の新ファーム施設「ゼロカーボンベースボールパーク」メイン球場の芝を“甲子園仕様”にし、一年中、緑の状態を維持する方針であることが明らかになった。すでに今月21日から「張り芝」と呼ばれる作業を開始。阪神園芸・松井悠一氏(46)は「冬芝は6月ぐらいに死ぬので、夏芝を元気にさせないといけない。その切り替えをうまくさせるために、少し早めに張り芝をしている」と説明した。外野部分に厚みのある芝のロールを敷き、まずは夏芝を活着させる。

 従来の鳴尾浜球場では夏芝のみの敷設だったため、10月頃になると茶色に変色した状態になっていた。だが新球場では阪神園芸監修のもと、甲子園と同じように、夏芝の上に冬芝をまく「二毛作」を行う。それにより一年中、芝が緑の状態を保つことが可能となる。

 意図について球団関係者は「甲子園と同じ環境で選手たちが試合に挑める環境をつくるため」と説明。松井氏は「甲子園球場と同等の品質で保つというのが前提」と言葉に力をこめた。1軍と変わらない環境を整え、若手育成をアシストする。(杉原 瑠夏)

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