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広島・野間 堅首へツバメ撃ち任せた「チームのためにやっていけたら」セ対戦成績トップ打率・368

スポニチアネックス / 2024年6月25日 5時8分

広島・野間

 広島・野間峻祥外野手(31)が、きょう25日からのヤクルト3連戦(マツダ)で堅首への貢献を誓った。今季の対戦打率・368は、セ5球団とのチーム別対戦成績でトップの好相性。コンディション不良が度重なる現状でも、出場する際は自己犠牲をいとわずチームの勝利最優先を貫く。今回は得意とするツバメ撃ち。“主ヤク”を張る活躍に期待だ。

 野間には、コンディションの問題が常に付きまとう。欠場は今季すでに14試合。開幕直後の首痛から両膝裏の張り、スライディングの際に負った右足痛、体の張り…と枚挙にいとまがない。何より、当の本人がそんな現状に悔しい思いを抱く。

 「プレー中のことなのであれ(難しい)ですけど、ケアや準備のところで試合にしっかり入っていけるようにしたい。チームに迷惑をかけているので」

 1年前は5月中旬に右大腿裏の張り、9月中旬には左大腿裏の張りで、それぞれ登録抹消の憂き目を見た。首脳陣は昨季の、とりわけ勝負どころの夏場に主力の離脱が相次いだ教訓を踏まえ、個々のコンディション管理に細心の注意を払う。

 「新井監督、藤井ヘッドは“長期離脱だけはしないように”と言われているので、裏切らないようにやっていきたい。ゲームの中で気をつけながら…というのも難しいけど、患部を意識しながら」

 長期離脱回避を念頭に置いた起用法。そんな首脳陣の配慮を認識するからこそ、試合に臨む際はチームに貢献したい思いが一層強くなる。今季はここまで出場50試合で打率・286、1本塁打、15打点。2番、あるいは3番が現状の役目だ。

 「みんなでつないでいく打線なので(走者がいれば)得点圏に進め、(いなければ)塁に出て後ろにつなぐ。前の打者の攻め方などを見ながら、打席の中ではカウントや状況、点差などを考えて」

 相手投手に球数を投げさせる粘り腰は特筆もので、その打力はラインアップに欠かせない。きょう25日からは本拠地マツダでヤクルト3連戦。今季は、セ5球団とのチーム別対戦成績でトップの打率・368を誇るだけに期待は高まる。

 「打率を残したい気持ちはあるけど、状況次第では最低凡打という打席もある。そこはチームのためにやっていけたらな…と思う」

 相手の初戦先発・高橋とは今季5打数3安打で、4月25日には初回に先制打を放った実績がある。大言壮語せず、チームの勝利最優先でも“主ヤク”を張る可能性は十分ある。

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